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ドローン操縦練習方法!私がスクールで学んだメニュー 

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2016年にドローンスクールのビギナーコースというのを受けてきました。

座学が2時間、実技が3時間。

座学は

  • ドローンとは何ぞや?
  • ドローンに関する法律
  • ドローンを飛ばす際のルール
  • ドローンを安全に飛ばすために心がける事

をテキストに沿って講習を受けてきました。

そして実技は実際にドローンを操縦して、規定のメニューをこなしていくというものです。

やることは理論上は難しくはないのですが、実際操縦してみると、意外に難しく、全メニューをこなしたときには、管理人、精神的にかなりバテました。

さて、どんなメニューをやったのか、さっそく次の章からご紹介しましょう。

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ドローン操縦練習メニュー

この練習に使った機体はDJI社のPhantom4(当時の最新機種。2017年2月現在のPhantomシリーズの最新機種は、Phantom4 PRO)というものです。

GPS機能とコンパスが内蔵されているので、ホバリングはさほど難しくありません。

1.離着陸×5回

操縦者とドローンの距離は3m

操縦者の目線はドローンを注視しています。

0地点(目印アリ) モーター始動

スロットルで上昇

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度)でホバリング 滞空10秒

スロットルで下降

0地点へ着陸。モーター停止、ドローンに異常がないか状態を確認

これを5回連続してやります。

この練習のポイントは、「いかに元の地点に着陸させるか。」です。

モード1の場合、スロットルと左右スライドがコントローラーの同じスティックに割り振られているため、まっすぐにスティックを下ろすというのが意外に難しいのです。

※こうした「コントローラーのスティックの割り振り」については当サイトの以下の記事で詳しく取り上げていますので是非合わせてご覧ください

ドローン モード1モード2の特徴!管理人が選んだのは

実際、まっすぐ下ろすようにコントロールしたつもりでも。10~30㎝位着陸地点がずれるということは珍しくありませんでした。

2.ホバリング(高度2段階)×3回

操縦者とドローンの距離は3m

操縦者の目線はドローンを注視しています。

0地点(目印アリ) モーター始動

スロットルで上昇

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度)でホバリング 滞空10秒

スロットルで上昇

B地点(高度およそ3m)でホバリング 滞空10秒

スロットルで下降

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度)でホバリング 滞空10秒

スロットルで下降

0地点へ着陸。モーター停止、ドローンに異常がないか状態を確認

これを3回連続してやります。

こちらも、ポイントは「いかに元の地点に着陸させるか。」です。1.離着陸に比べ、高度が上がるのと、途中で一時ホバリングさせるので、慣れないうちは、元の0地点に着陸させるのがとても難しいです。実際管理人も3回トライして、一度も成功せず、30センチくらいは、ずれてしまいました。

3.回転(ラダー)

空中での滞空状態(ホバリング状態)で、いかにドローンをふらつかせず、回転させることができるか。の練習です。トリムはラダー(回転)を使います。

まずは、下準備として、ドローンを操縦者の目線まで上昇させ、ホバリングします。

操縦者の目線はドローンを注視しています。

0地点(目印アリ) モーター始動

スロットルで上昇

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度)でホバリング

お気づきの方もいるかと思いますが、ここまでは、「1.離着陸5回」と同じです。↓これですね

ここから回転開始です。まずは時計回りから

  1. 0度→90度→戻して0度
  2. 0度→180度→戻して0度
  3. 0度→270度→戻して0度
  4. 0度→360度→戻して0度

続いて反時計回り。

5. 0度→90度→戻して0度

6. 0度→180度→戻して0度

7. 0度→270度→戻して0度

8. 0度→360度→戻して0度

これは1回です。

この練習のポイントは、いかにふらつかずに回転させるかということです。Phantom4にはGPSが付いているので、コントローラーの方でミスをしない限り、ふらつくことはありません。

コントローラーがモード1ですと、ラダー(回転)側には、前進・後退スティックも割り振られていますので、いかにスティックをキチンと真横に動かすかが、成功のポイントになります。

次の練習からは横の動きが加わります。

4.前後方向へ移動×5回

操縦者の目線はドローンを注視しています。

A0地点(目印アリ) モーター始動

スロットルで上昇

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度) しっかり止まる

エレベーターで水平前進5m

B地点 しっかり止まる

スロットルで下降

B0地点着陸

スロットルで上昇

B地点 しっかり止まる

エレベーターで水平後進5m

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度) しっかり止まる

スロットルで下降

A0地点着陸

これを5回やります。

この辺から、ぼちぼち難しくなってきます。5メートルの前後の距離というのは意外にあり。慣れないうちは距離感がつかめません。

管理人は50㎝位は平気で着陸地点をずらしてしまいました(そのたびに講師の方がドローンを規定位置に直してくれるのですが…。)

ここら辺から、神経がすり減り始めます。「ドローンの操縦ってやっぱり難しいな」と思えるのです。

5.左右移動(エルロン)×5回

図では操縦者はこちらを向いていますが、実際には操縦者の目線はドローンを注視しています。

A0地点(目印アリ)

スロットルで上昇

A地点(操縦者正面 操縦者の目線の高さ)で、しっかり止まる

エルロンでドローンの向きを変えずに左方向へ5m水平移動。操縦者の視線はドローンを注視

B地点(目印アリ)で、しっかり止まる

スロットルで下降

B0地点(目印アリ)に着陸

スロットルで上昇

B地点(目印アリ)で、しっかり止まる

エルロンでドローンの向きを変えずに右方向へ10m水平移動。操縦者の視線はドローンを注視

C地点(目印アリ)でしっかり止まる

スロットルで下降

C0地点(目印アリ)に着陸

スロットルでC地点に上昇。操縦者の視線はドローンを注視

C地点(目印アリ)でしっかり止まる

エルロンで5m左側へドローンの向きを変えずに水平飛行

A地点(操縦者正面、目線の高さ 目印アリ)でしっかり止まる

スロットルで下降

A0地点(目印アリ)に着陸

これを連続して5回やります。

モーターは着陸中も停止しません。

このメニューが一番頭が混乱しました(汗)。自分の順番が来るまで何度もテキストを確認して、

間違えないように
間違えないように

と、やりました。実際には講師の方が「次はこう動かすんですよ~。」と言ってくれたので何とかなりましたが。

6.水平(前後左右)移動×3回

図では台形になっていますが、実際には長方形に置かれたパイロンの上を通過する飛行練習です。

図では操縦者はこちらを見ていますが、実際にはドローンを注視しています。

ドローンは操縦者の斜め前3mの所にあります(0地点)

スロットルでA地点(操縦者の目線の高さ)まで上昇

A地点でしっかり止まる

エレベーターでドローンの向きは変えずにまっすぐ5m前進

B地点でしっかり止まる

エルロンでドローンの向きは変えずに、右へ5mスライド

C地点でしっかり止まる

エレベーターでドローンの向きは変えずにまっすぐ5m後進

D地点でしっかり止まる

エルロンで、ドローンの向きは変えずに左へ5mスライド

A地点でしっかり止まる

スロットルで下降

0地点に着陸

これを3回やります。

これは意外と簡単でした。ドローンの向きが常に前を向いたままなので、コントローラーをドローンを向けたい場所にスティックを動かせばよかったので。

次がちょっと頭を使う練習です。

7.水平移動(エレベーター&ラダー)×3回

この練習は、長方形に置かれたパイロンを回るものなのですが、ラダー(回転)を使いドローンを常に進行方向に向けて飛ばすものです。

ドローンが横を向いたり、後ろを向いたりするので、コントローラーのスティックをどう動かすか頭を使う練習です。

図では操縦者はこちらを見ていますが、実際にはドローンを注視しています。

ドローンは操縦者の斜め前3mの所にあります(0地点)

スロットルでA地点(操縦者の目線の高さ)まで上昇

A地点でしっかり止まる

エレベーターでドローンの向きは変えずにまっすぐ5m前進

B地点でしっかり止まる

ラダーで90度右旋回 トリムはエレベーター前進 右へ移動

C地点でしっかり止まる

ラダーで90度右旋回 トリムはエレベーター前進 後ろへ移動

D地点でしっかり止まる

ラダーで90度右旋回 トリムはエレベーター前進 左へ移動

A地点でしっかり止まる

スロットルで下降

0地点に着陸

これを3回やります。

実際につかうスティックはラダー(右旋回)と、エレベーター(前進)のみなのですが、

  • 左行ったり
  • 後進したり

もするので、ついついスティックを左に動かしたり、後ろに動かしたりして、規定のコースから外れることが、多々ありました。

そのたびに講師の方に修正してもらったりして…orz

いよいよ最後の練習です。やはりこれが一番難しかったです。

8.可視範囲での遠方飛行


やることは4.の前後方向へ移動の長距離版なのですが、やってみて、恐ろしく難しかったです。

20メートルの移動をするのですが、20メートル先の目印の距離感が全くつかめないんです。

講師の方に「オーライ、オーライ」と声をかけてもらいながらやりました。

操縦者とドローンの距離は3m

操縦者の目線はドローンを注視しています。

A0地点(目印アリ) モーター始動

スロットルで上昇

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度) しっかり止まる

エレベーターで水平前進20m

B地点 しっかり止まる

スロットルで下降

B0地点着陸

スロットルで上昇

B地点 しっかり止まる

エレベーターで水平後進20m

A地点(正面、操縦者の目線の高さの高度) しっかり止まる

スロットルで下降

A0地点着陸

これは1回こっきりでした…。

20メートルって想像していたより全然距離がありました。どこに着陸させればいいか全くわからないんです。

講師の方の誘導にもかかわらず、着陸予定地点から1メートルも外してしまいました。

こればっかりはもう1回チャンスが欲しかったです^^ゞ

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最後に

いかがでしたでしょうか。管理人の近くで行われたドローンスクールビギナーコースでどんな実技をやったかを主に紹介しました。

慣れれば、なんでもないものばかりなのでしょうが、Phantom4を手にするのも初めてだったので、最初は手が震えてしまいました。

実技の時間は3時間取れたのですが、4人一組になって、変わりばんこに飛行させたので、管理人の飛行時間は27分でした。

国土交通省が、人口密集地でのドローンのフライトを認めるガイドライン、

「充分な経験を持った人の監督下での飛行時間10時間」まで、あと9時間33分。まだまだ道のりは長いです。

でも、慣れて来たら、楽しくなってきそうです。実際スクールでの練習も、神経すり減らしながらも、だんだん楽しくなっていきましたから。

ゆくゆくは、空撮や、レースなんかも(でも、レースはすごいお金がかかりそうなんで、二の足を踏んでます)やってみたいですね。

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