管理人、実は、ゆうちょ銀行でのATMでの振替や振込ってぶっちゃけ苦手です。ほとんどゆうちょダイレクトプラスでやってるものですから。
でも、時々、残高不足になっていて、ATMで入金ついでに、振替や振込も~なんてことをやっております。
が、慣れていないせいでいつもモタモタ。気が付くと後ろには、長蛇の列が(田舎なのに…)。毎回冷や汗ものです。
なので、管理人の他にもそんな人がいるんじゃないかと思って、この記事を書きました。
どうぞご覧ください。
ちなみに、じっくり覚えるために、人気のない山の中の郵便局のATMでやってきたんですが、終わってみると、3人も並んでいました(滝汗)。
この場を借りてお詫びしたいと思いますm(_ _)m
まず、ゆうちょ銀行宛に振り込むときは「記号番号が”0″で始める口座宛でないと振込できない」という誤解について
ゆうちょ銀行には、記号番号の最初が「0」で始まる”一般振替口座”というのが存在します。
そして、管理人含め、普通の人がゆうちょ銀行に持っている口座は、ほとんど記号番号が「1」で始まる総合口座です。
よく誤解されているのが、
「ゆうちょ銀行への振込は、記号番号が”0″で始まる一般振替口座宛でないとできない」
というもの。
結論を言いますと、振込をする人が、ゆうちょ銀行に口座を持っていれば、記号番号が「1」で始まる総合口座にも振込はできます。
ゆうちょ銀行総合口座間の振込はできますので。
方法としては、一旦あなたの口座にお金を入金し、
あなたのゆうちょ銀行総合口座→→相手のゆうちょ銀行総合口座
に振り込めばいいのです。
記号番号が「0」で始まる、”一般振替口座”でないとできないのは、払込取扱票による「現金の払い込み」です。
この記事は、ゆうちょ銀行でのATMでの振込方法を伝える記事なので、この事に関して詳しいことは、後で書きます。
それでは本題、「ゆうちょ銀行での振込のやり方!ATMでの操作方法」を解説していきます。
ゆうちょ銀行での振込のやり方!ATMでの操作方法・手順・手数料・反映時間を解説
それでは、
- ゆうちょ銀行からゆうちょ銀行宛の操作方法
- ゆうちょ銀行から他の金融機関宛の操作方法
二通りを説明していくんですが、まずは振込相手の
- 金融機関名
- 支店名
- 口座の種類(ゆうちょ銀行なら総合口座 他の金融機関なら普通口座が一般的)
- ゆうちょ銀行なら記号・番号
- 他の金融機関なら口座番号
は必ず聞いて、他、必要に応じて振込する人(あなたです!)の名義人を
- 名前はそのままでいいのか?
- 名前の前後に文字や番号の様なものをつけるのか?
を初めに聞いておいてください。
ゆうちょ銀行から、ゆうちょ銀行へのATMを使った振込方法
まず、ATM振込に関する情報からお伝えしましょう
振込手数料
・100円
※”回数制限付き無料”の扱いは、2023年現在「ゆうちょダイレクト・ゆうちょ通帳アプリ」に変更されています。
月5回まで | 月6回目以上から |
---|---|
無料 | 1回につき100円 |
参考までに、私がメインバンクに使っている某地方銀行の同じ銀行宛振込手数料を載せておきます。
3万円未満(1回につき) | 3万円以上(1回につき) |
---|---|
110円(税込) | 330円(税込) |
反映日
- 即日。但し1月1日~1月3日はATMでの取り扱い不可
振込限度額
※ATMおよびゆうちょダイレクトでは、取引時確認のお済みでない総合口座または振替口座からの送金額が10万円を超える電信振替はお取扱いできません。
ゆうちょ銀行ホームページより引用
それでは行きましょう。まず、あなたのゆうちょ銀行の口座に、
- 振込する金額
- 振込手数料
を含めた残高があるかチェックします。残高がない場合は、まずATMから「入金」をしてください。
また、硬貨が扱えるのは、郵便局に設置されているATMのみです。CDコーナーのATMはお札のみの取り扱いになります。ご注意ください。
ここからがATM操作方法になります。
ちょうどいい動画がありましたので貼り付けておきます。
この動画ではどうしても分からないという場合は、下の説明を読んでください。
- 画面上のボタンの中から「ご送金」を押します
- 次の画面で「ゆうちょ銀行への送金」を押します
- お知らせ画面になるので、読んだら画面右下「次へ」を押します
- “ご確認ください”という画面になるので、読んだら画面右下「確認」を押します
(中止する場合には画面右上の「取消し」を押してください)
- 画面の案内に従い、通帳またはキャッシュカードを入れます
- 暗証番号を入力します
- 「振替先選択」という画面になるので、「記号番号」を押します
- 「記号の入力」画面になったら、振込相手の口座の「記号」を入力します
- 「番号の入力」画面になったら、振込相手の口座の「番号」を入力します
(記号・番号とも間違えたら、番号が表示されている横にある「訂正」を押します)
- 「金額の入力」画面になるので、「“手数料を含まない”振込金額」を入力します
- 金額が表示されるので、合っていれば画面右下「確認」を、合っていなければ「訂正」を押します
- 通帳またはキャッシュカードの口座名義が表示されます
・そのままで問題ないなら画面右側の「はい」を押します
・名義を変えたいときや、振込相手から「名前の前後に文字・番号をつけるよう」依頼されていたら「いいえ」を押します
- 「いいえ」を押すと、ご依頼人名の入力画面に変わります
・この画面で、名義変更、名前の後に文字・番号をつけるなどの事ができます
・最初の画面はカタカナが出てきますが、一番下の段に「英数字」というボタンがあるので、それを何度か押せば、英字、数字に切り替わります(間違えたら画面左下の「訂正」を押します)
- 入力を終えたら画面右下の「確認」を押します
- 確認画面に変わるので、合っていれば画面右下「確認」を、間違えていたら「訂正」を押します
- 「ご確認ください」という画面に変わるので、読んだら画面右下「確認」を押します
- メッセージの入力画面になります。特にメッセージがなければ「通知(郵送のみ)」を押します
- 「手数料(料金)」と「ゆうちょ銀行口座間であと何回無料で振込できるか」の画面が出てくるので、見たら画面右下「確認」を押します
そして、最終確認画面です。
- 記号
- 番号
- 振込先名
- ご依頼人名(あなたの名前です)
- 金額
- 手数料
- メッセージ
を充分確認し、合っていれば画面右下「確認」、間違っていれば、「訂正」を押します。
「確認」を押すと、「振替先を登録しますか?」と聞かれるので、必要に応じて「はい」か「いいえ」を押してください。
(基本「いいえ」でいいと思います。管理人も登録したことは一度もないです)
キャッシュカード・通帳を受け取って終了です。
ゆうちょ銀行から他の金融機関宛の振込ATM操作方法
こちらも、ATM振込に関する情報からお伝えしましょう。
振込手数料
5万円未満(1回につき) | 5万円以上(1回につき) |
---|---|
220円(税込) | 440円(税込) |
こちらも、参考までに私がメインバンクに使っている某地方銀行の他金融機関宛振込手数料を載せておきます。やはりゆうちょ銀行安いですね。
3万円未満(1回につき) | 3万円以上(1回につき) |
---|---|
385円(税込) | 550円(税込) |
反映日
平日ATMが営業開始した時刻(店舗により異なる)~15:00迄に振り込んだ場合 | 15:00以降、また、土日祝日に振り込んだ場合 |
---|---|
当日扱い | 翌平日または次回の平日扱い |
尚、1月1日~1月3日はATMでの取り扱い不可
振込限度額
- ATMでは、限度額を自由に設定できますが、特に設定していない場合は50万円になっています。
それでは、ここから手順を説明します。
※注
この手順のどこかで、通帳またはキャッシュカードを入れる画面と、暗証番号を入力する画面が出てきます。画面に表示されますので、それに従ってください。
- 最初の画面で「ご送金」を押します
- 画面が変わります。「他行口座へのご送金」を押します
- お知らせ画面が出てきます。読んだら画面右下「次へ」ボタンを押します
- 「金融機関の選択」画面が出てきます、左の列に、ズバリそのものの金融機関名が出ていればそれを、出ていなければ、右側の列から、カテゴリーを選んでください。どちらにもなかったら、画面右下「次を表示」を押し2ページ目を探します
- 金融機関を見つけたらそのボタンを押します
- 「金融機関名の選択」画面が出てきます。振り込む金融機関名の頭文字を押します
- 振り込みたい金融機関名が出てきたらそのボタンを押します
- 「支店名の選択」画面が出てきます。金融機関名の支店の頭文字を押します
- 振り込みたい支店名が出てきたらそのボタンを押します
- 「預金種別の選択」画面が出てきます。預金種別を選択します。ほとんどは「普通預金」でしょう
- 「口座番号の入力」画面が出てきます。口座番号を入力します
・間違えていたら口座番号表示窓の横にある「訂正」ボタンを押し訂正します
・確認し、間違いなければ画面下緑色の「確認」ボタンを押します
- 「金額の入力」画面になります。“手数料を含まない”振込金額を入力し、金額が表示されている画面で間違いがないか確かめて、
・間違えていれば、金額が表示されている窓の右側にある黄色い「訂正」ボタンを押して訂正します。
・間違いがなければ画面右下の緑色の「円」ボタンを押します
- 「金額確認」の画面が出てきます
・間違えていれば、確認ボタンのすぐ上にある黄色い「訂正」ボタンを押して訂正します。
・間違いがなければ画面右下の緑色の「確認」ボタンを押します
- 「手数料と振込予定日」が画面に表示されます
・そのまま進めていい場合は、緑色の「確認」ボタンを押します。
・取り消す場合は画面右上の「取消」ボタンを押します。
- 「依頼人名確認」画面が出てきます。依頼人名(あなたの事です)を確かめて、
・そのままで良い場合は緑色の「はい」ボタンを押します。
・変更する場合は「いいえ」ボタンを押して変更します。
- 電話番号の入力画面が出てきます
電話番号とは「振り込むあなたの電話番号」です。間違えないようにしましょう。携帯電話・スマホの番号でもOKです。
・間違えたら電話番号表示窓の右側にある「訂正」ボタンで訂正してください
・間違いなければ画面右下緑色の「確認」ボタンを押します。
- 「ご注意ください」という画面が出てきます。この画面では「確認」ボタンを押すだけです。
そして、最後の画面で、
- 金融機関名
- 支店名
- 預金種別
- 口座番号
- 相手の口座名義
- あなたの名義
- 振込金額
が間違えてないかを確認し、
- 正しければ「確認」ボタンを押し
- 間違えていれば上にあげた各項目の「修正」ボタンを押し修正します
訂正が終了したら、「確認」ボタンを押します。
次に、もし「振込先を登録しますか」という画面が出てきたら、必要に応じて、「はい」か「いいえ」を選んでください。
管理人は今まで「はい」を押したことは一度もありません。
ずっと登録していて、もし何かの拍子に「登録した情報が消えてしまった時」、情報を探すのが大変だからです。
最後に、通帳またはキャッシュカード、明細を受け取り終了です。
ゆうちょ銀行の「0」で始まる記号番号の口座にしかできない振込とは
前の前の章でざっと話しましたが、記号番号が「0」で始まる一般振替口座にしか振込できないというパターンは、
払込取扱票で現金を”通常払込み”する場合ですね。
ちなみに払込取扱票を使う“電信払込み”なら、記号・番号「1」で始まる総合口座にも払込みができます。が、
- 窓口でしか払い込めない
- 手数料が高い
というデメリットがあります。また、電信払込みでは、相手に住所、氏名しか伝わらないため、
払込取扱票の通信欄に記入を求められているときには使えない。という致命的な欠点があります。
覚えておいてください。
ちょうどいい動画がありましたのでご覧ください。
これが払込取扱票が必要な例です。ご覧ください。
この記事に書かれている「ラジコン保険」の支払いに、ゆうちょ銀行一般振替口座が指定されていて、払込取扱票での入金が必要となっています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ゆうちょ銀行のATMでのお金の振込方などについて書いてきました。
昔、ゆうちょ銀行ではないですが、こんな出来事がありました。
私がお金をおろそうと某地方銀行のATMに並んでいたときの事、知らないおばあさんが声をかけてきました。
「お兄ちゃ~ん、機械(ATM)わかんなくて、振込できないの~。助けて~。」って。
振込詐欺とかではなかったんですが、
「いや…、おばあちゃん、見ず知らずの人にそういうこと頼むの、危ないですから、やめた方いいですよ~。」
と言ったんですが、そしたらおばあちゃん泣きそうな声で、
「そんなこと言わないで、助けて~!!」
と言ってきたので、仕方がないので助けることに、しようと思ったんですが…、通帳の預金残高を見てびっくり!
1,500万円ありました。
慌てて銀行員さんを呼んだのは言うまでもありません…。
「ウチの地元ってどんだけ平和なんだよ…。」
神奈川から戻ってきたばかりの管理人にとっては、ひたすら驚きでしたね。
でも、高齢者の方たちでなくとも、意外とATMでの振込に不慣れな人って多いんですよね。そんな人たちを見て、この記事書こうと思いました。
参考になれば幸いです。
その他にもゆうちょ銀行関連の記事を書いています。どうぞご覧ください。
⇒ゆうちょ銀行での振込のやり方!窓口・ATM・払込取扱票の方法を解説
⇒ゆうちょ銀行で払込取扱票で振込をしよう!窓口とATMでの方法を解説
⇒ゆうちょ銀行の通帳繰越に印鑑は必要?手続き方法などを詳しく解説
⇒ゆうちょ銀行のATM暗証番号を忘れた!手続き方法その他を徹底解説
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