バイクの自賠責の料金!管理人お勧め最もお得な契約期間はコレだ!

バイクの場合、自賠責保険の加入期間を

  • 250㏄以下の場合1年~5年の範囲で、
  • 251㏄以上の車検のあるバイクは1年~3年の範囲で選べます。

車検のある251㏄以上のバイクは、車検毎に新たに加入し直しということで迷うことはまずないんですが、

車検のない250㏄以下のバイクの場合、自賠責保険を何年で契約するべきか?

迷うところですよね。そこで、管理人が自賠責保険料を調査し、結論を出しました。

調べる途中で、びっくりさせられたこともありましたので、ご報告しておきます。

では、次の章で結論を言います。ご覧ください。

自賠責保険に何年契約で入るべきか?管理人が結論します!

この結論を書く前に、管理人、自賠責保険の保険料を調べました。結果、迷わずこの結論を言います。

  • 251㏄~のバイクは車検時に自賠責保険も更新なので、新車登録時は3年、以降は2年契約。
  • 126㏄~250㏄のバイクは、離島、沖縄県は迷わず5年契約。離島以外は3~5年でお好みで。
  • ~125㏄のバイクは、離島、沖縄県、離島以外も迷わず5年契約。

です!

根拠は次の章で説明します。

自賠責保険は長い加入期間で契約する程、年間保険料が安くなる

自賠責保険料は長い加入期間で契約するほど年間保険料が安くなります。

それでは、契約年数に対する自賠責保険料額を見ていきましょう。

契約期間ごとの自賠責保険料(平成29年度)

~125㏄のバイク 国土交通省では「原動機付自転車」と呼びます。

離島以外の地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年7,500円7,500円
2年9,950円4,980円
3年12,340円4,110円
4年14,690円3,670円
5年16,990円3,400円

沖縄県(沖縄県の離島は沖縄県と同じです)

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年5,150円5,150円
2年5,280円2,640円
3年5,410円約1,803円
4年5,540円1,385円
5年5,660円1,132円

離島地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年5,150円5,150円
2年5,280円2,640円
3年5,410円約1,803円
4年5,540円1,385円
5年5,660円1,132円

126cc~250㏄のバイク 国土交通省では「軽自動車(検査対象外車)」と呼びます。

離島以外の地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年8,650円8,650円
2年12,220円6,110円
3年15,720円5,240円
4年19,140円4,785円
5年22,510円4,502円

沖縄県(沖縄県の離島は沖縄県と同じです)

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年5,190円5,190円
2年5,360円2,680円
3年5,520円1,840円
4年5,680円1,420円
5年5,840円1,168円

離島地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年5,520円5,520円
2年6,020円3,010円
3年6,510円2,170円
4年6,990円約1,748円
5年7,460円1,492円

251cc~のバイク 国土交通省では「小型二輪自動車」と呼びます。

離島以外の地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年8,290円8,290円
2年11,520円5,760円
3年14,690円4,897円

沖縄県(沖縄県の離島は沖縄県と同じです)

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年5,150円5,150円
2年5,310円2,655円
3年5,460円1,820円

離島地域

契約期間保険料1年あたりの平均保険料
1年6,010円6,010円
2年7,000円3,500円
3年7,980円2,660円
出典元 国土交通省自賠責保険料PDFから一部引用

特に離島や沖縄県ですね。契約期間が長いほど、びっくりする位年間当たりの保険料が安くなります。

これで管理人の結論の根拠が分かっていただけたでしょうか。

自賠責保険は途中解約すると払い戻しがあります

自賠責保険で長い期間の契約をしても、事情があり途中解約したいと思った場合、

損害保険会社に必要な書類を提出し解約すれば、保険料の払い戻しが受けられます。

ただし、損害保険会社が、解約手続きに必要な書類をすべて受理した時点から数えて、1か月以上保険期間が残っているという事が条件になります。

また、残り期間の差額が全額戻ってくるわけではありません。

払戻金額はこちらのサイトを参考にしてください。

損保ジャパン日本興亜HP「自賠責保険 解約したらいくら保険料が戻りますか?」

見てもらうと分かるんですが、加入手続きが終わった時点で、すでに満額は戻ってこなくて、約5,000円引かれた金額しか戻ってこないんですね。

また、手続きの手間と時間を考えたら、逆に「払い戻しはコストに合わない」ということもあるので注意です。

とはいえ、離島地域以外、平成29年度以降加入という条件で金額で計算すると、5年契約して3年で解約した場合、

  • ~125㏄までの原付の場合、4,650円
  • 126㏄~250㏄までの軽2輪の場合、6,790円

が戻ってきます。結構バカにならない金額ですよね。

また、自賠責保険は条件を満たせば、手続きをすることで「次に乗るバイクへの引継ぎ」ができます。

250㏄以下の車検のないバイクならば、管理人は自賠責保険の「引継ぎ」をお勧めします。

自賠責保険の払い戻しを受ける方法

自賠責保険を途中で解約する場合、払い戻しがあるということは前の章で書きました。

この章では、自賠責保険を解約し払戻しを受ける方法を説明します。

ざっくり手順を言うと

    1. 今乗っているバイクを「廃車」する
    2. 以下のものを持って損害保険会社の営業所へ行く

・廃車したことを証明する書類
・ナンバープレートに貼られていた自賠責保険のステッカー(250cc以下のバイクに限る)
・自賠責保険証
・本人確認できるもの(免許証、保険証、社員証、パスポート、住基カードなど。マイナンバーカードはお勧めできません。)
・印鑑
・銀行の通帳(コピー可。振込口座を指定するため)

  1. 営業所より出された書類(自賠責保険承認請求書)に必要事項を記入
  2. 廃車手続き完了

となります。

損害保険会社によっては郵送での手続きを受け付けているところもあるようです。

ホームぺージを見ると、フリーダイヤルが記載されていますですので、問い合わせてみるのもいいでしょう。

参考までに「自賠責保険承認請求書」の書き方を書いたリンクを貼っておきます。

自賠責保険承認請求書の書き方

そして気になる「・廃車したことを証明する書類」とは何?という事なんですが、

~125㏄までのバイクの場合

  • 解除事由証明書
  • 軽自動車税廃車申告受付書
  • 標識交付証明書(返納)

のいずれか。書類を手に入れるには、管轄の市区町村役場に行きます。必要なものは以下になります。

  • ナンバープレート(自賠責保険のステッカーをはがして保管するのを忘れないでください)
  • 標識交付証明書
  • 印鑑
  • 廃車申告書(市区町村役場に置いてあります)

費用はかかりません。

最大の注意点は、この時、ナンバーを市区町村に返しています。つまり、バイクはナンバーが無い状態なんですね。

なので、万が一廃車するバイクで市区町村役場に行ってしまった時、帰ることができなくなります。

別の交通手段で行くことを考えましょう。

126㏄~250㏄のバイクの場合

廃車申請に必要なものは

  • ナンバープレート(自賠責保険のステッカーをはがして保管するのを忘れないでください)
  • 印鑑(所有者と使用者が違う場合は両方の印鑑が必要)
  • 手数料(600円程度)
  • 軽自動車届出済証
  • (※注)軽自動車届出済証返納届
  • (※注)軽自動車届出済証返納証明書交付請求書(2度と乗らないバイクの廃車の場合は不要)

※注
軽自動車届出済証返納届・軽自動車届出済証返納証明書交付請求書は、管轄の陸運局で用意されています。

書類を手に入れるには、ナンバープレート・印鑑・手数料・軽自動車届出済証を持って、管轄の陸運局に行きます。

軽自動車届出済証はバイクのナンバーを取得した時にもらっているはずです。万が一紛失した場合には、管轄の陸運局で再発行できます。

費用は

  • 手数料500円程度
  • 用紙代100円程度

ですね。

こちらも、万が一廃車するバイクで陸運局に行ってしまった時、帰ることができなくなります。別の交通手段で行くことを考えましょう。

251㏄以上のバイクの場合

廃車申請に必要なものは、

  • ナンバープレート
  • 自動車検査証(車検証の事です)
  • 印鑑(認印で可)
  • 手数料(380円程度)
  • 譲渡証明書(所有者が本人のものでない場合のみ必要)
  • (※注)申請書
  • (※注)手数料納付書
  • (※注)軽自動車税申告書

※注
申請書・手数料納付書・軽自動車税申告書は管轄の陸運局で用意されています。

書類を手に入れるには、ナンバープレート・自動車検査証(車検証)・印鑑・手数料・譲渡証明書を持って、管轄の陸運局に行きます。

費用は手数料が380円程かかります。

こちらも、万が一廃車するバイクで陸運局に行ってしまった時、帰ることができなくなるので、別の交通手段で行くことを考えましょう。

自賠責保険は条件を満たせばバイクの場合引き継げる

バイクの買い替えを考えているのなら、「自賠責保険の引継ぎ」ができる場合があります。

但し、条件がありまして、詳しくは自賠責保険に加入している損害保険会社に問い合わせになりますが、例として

「小型2輪(251cc以上のバイク)から原付(~125㏄)への引継ぎは不可」

というのがあります。

手順をざっくりいうと

    1. 手放すバイクの廃車手続きをする(手続き方法は前章「自賠責保険の払い戻しを受ける方法」をご覧ください)
    2. 以下のものを持って自賠責保険を契約している損害保険会社の営業窓口に行く

・自賠責保険証明書
・印鑑
・バイクの廃車が確認できる書類
→~125㏄までのバイクは市区町村役場で廃車手続きをした時にもらった書類一式
→126㏄以上のバイクは陸運局で廃車手続きをした時にもらった書類一式を持っていけば間違いありません。
・新しいバイクの情報(車台番号)が確認できる書類
軽自動車届出済証返納証明書、原動機付自転車標識交付証明書、軽自動車届出済証※注、など
(※注 軽自動車届出済証は自賠責保険がが付いていないと発行されません)
・ナンバープレートに貼ってあるステッカー(250CC以下のバイクの場合)

  1. 「車両入替の手続き」をする

です。わからないところは、窓口の人が教えてくれます。せっかく入った自賠責保険。有効に使いましょう。

ちなみに、次に乗るバイクをバイク販売店で買うならば、

「自賠責保険引き継ぎたいんです~。」

と言えば、引継ぎ手続きを代行してくれる所もあります。但し手数料がかかる可能性はあります。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

  • 自賠責保険に入るなら5年契約がお勧めである事とその根拠
  • 自賠責保険を途中解約すると保険料が戻ってくる
  • 自賠責保険の解約のしかた
  • 自賠責保険の引継ぎのしかた

等を書いてきました。管理人は50㏄2台と125㏄1台のバイクを乗りましたが、

  • 最初の50㏄は5年契約で入り、4年目頃に謎の悪い人にいたずらされ不動車にされたので解約(怒)
  • 次の50㏄も5年契約で入り、自賠責保険の満期を待って売却。
  • 125㏄も5年契約で入り、自賠責保険の満期を待って売却しました。

結構5年ってあっという間に過ぎるもんですね。そんな管理人の経験からも、

「自賠責保険は5年契約がお勧め」と書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

長文にお付き合い頂きありがとうございました。

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