今でこそ田舎暮らしをしてますが、10年前までは神奈川県に住んでいました。仕事場への通勤のアシはもっぱら50㏄スクーター。渋滞にはまっている車を横目に、スシ詰め状態の電車を横目にスイスイ通勤していました。
田舎では渋滞はないから、出番はないかな~と思っていたら、さすが車社会。駐車場を見つけるのが大変なのと、駐車場での出入りの渋滞がすごくて、これは(50㏄)の出番があるかな~と思って(駐輪場はどこへ行ってもガラガラなんです)いざ50㏄を出動させてみたら…、
道路に出ると、ものすごい勢いで車に追い抜かされまくるんです。ぶっちゃけあれは怖かった。車80㎞位で流れてたんじゃないですかね。
んじゃ車に乗ろうかと思うんですが、駐車場の出入りの渋滞が煩わしくって…、
そこで、思いついたのが「原付2種スクーター」
法定速度は車と同じ。2段階右折もなし。駐車も楽々。おまけに、維持費も安いし、セカンドスクーターとして一台持っててもいいかな~と思ったし、普通自動車免許をもってれば、あっという間に手にできる免許だったので、さっそく取りに行きました。
必要な免許は「AT小型限定普通2輪免許」普通自動車免許を持っていれば、学科1時間、技能8時間で取れます。私は確か通いで6日間でとりました。
教習費用はいくら?
これはいくつか調べてみましたが、本当にピンからキリまでですね~。普通自動車免許を持っている人だと7万~10万 一番多かったのが9万円台でした。私は安いところをひたすら探したので7万ちょっとでした。
ちなみに免許なしや原付免許のみの場合も調べてみたんですが、こちらは7万から高いところで20万ですね。AT小型限定普通2輪免許に20万も出すのはバカらしいので、あくまで普通自動車免許を取ったついでにとる免許というポジションですね。
管理人が教習受けるにあたって大変だった”意外なこと”
別に教官が怖かったとか、覚えることが多くて大変だったとかは無かったんですが、意外なところに落とし穴が…。
管理人、実はちょっと”ぽっちゃり体形”なんですね。
技能教習の時に必ず着用する「ゼッケン」。あれが結べなかったんです。教官に泣き入れて結んでもらってましたorz
“ぽっちゃり体形”の方はそこだけ気を付けてください。
どんな教習を受けるの?
私が行った教習所のカリキュラムです。細かいところは教習所によって若干違いがあるようです。たとえば私が行った教習所はシミュレーターがなかったので、技能はすべて実地でした。
- まず、最大の難関である、普通2輪(MT)にある引き起こしはやった覚えがありません。
- センタースタンド掛けはやりました。
- 点検はガレージに点検項目が貼ってありましたが、MT用だったのでこれもやってませんね。
- 安全確認(乗る前の後方確認や一時停止後の左右確認)は、やりました。
- 8の字→やりました。
- 一本橋→やりました。小型での一本橋は難しいです。
- 急制動→やりました。十分に規定(40㎞)のスピードにあげた後、1本目のラインがあってそこからブレーキ、そしてもう一本のラインにピタッと止める方法でした。
- 坂道発進→やりました。これはATなので余裕です。ただし安全確認がおろそかになりがちですね。
- S字とクランクは、教習コース内に入っていました
それから、学科は教官がバイクに乗り、生徒は後ろから別の教官の運転する教習車(4輪)でついていき、教官がわざとまちがえた運転をするので、その間違い探しでした。
(シミュレーターのない教習所でしたので…。)
次々とカリキュラムが進むのでちょっと目が回りましたね^^;
コースは覚えられる?
ある程度、技能になれると、コースを覚えさせられ、そのコース通りに走る教習へと移っていきます。この時は教官はマンツーマンではなく、時間が来るまでコースを回っていた覚えがあります。数回回れば覚えられるコースでさほど難しいとは思いませんでした。
ちなみに、技能検定では、私の場合は後ろに随行車がついてくれて、無線インカムでコースの指示をしてもらえたので、迷うことはありませんでした。教習所によってバイクや車と違ってきますが、コースを指示してくるのは同じようです。
最後に
たった6日間でしたが、ものすごく濃い時間に感じました。技能検定はやっぱり緊張しましたね。後ろから教官の随行車がついてきてコースを教えてくれるのでコースミスはありませんでしたが。
技能教習が終わり、教官の話を聞かせていただいて、いよいよ結果発表。結果はみごと合格でした。失格者は出なかったので、全員めでたしめでたし^^
たったの6日間したが、教習所を後にするときには、やっぱりこみ上げるものがありましたね。
それからは、スクーターと車を必要に応じて、使い分けてたんですが、夏場は最高に気持ちいいんですが、冬場の寒さに耐えきれず、また道路も冬場は凍るため、スクーターでは危なっかしくて、だんだん乗らなくなってきて、結局売ってしまいました。
東北ではスクーターはあんまり必要じゃなかったです…。
でも、免許は生きてるし、魅力的なスクーターも出てきたので、また機会があったら、乗りたいなと思っています^^
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