今の車は、ほとんどがスマートキーになっていて、ドアの解施錠、エンジンの始動まで、キーをいちいち取り出さずに済むので便利になりましたよね。
でも便利になった反面、キー自体がブラックボックス化しており、万が一スマートキーが誤作動を起こすと、機械に詳しくないユーザーは、途方に暮れるということも。
先日、私も原因不明の謎の症状に会い、途方に暮れた一人です。その症状が、特定の場所でのみ起こるので、スマートキー以外の原因を真っ先に考えてしまいました。
「これは、ディーラー持ってかないとダメかな~」
とか思いながら、謎の症状と格闘していたのです。結局電池交換をした結果、その不具合は解消されたのですが…。
今回会った症状、電池消耗以外にも考えられる原因、そしていざという時の対処法を書いていきたいと思います。
どんな症状と格闘していたか
で、どんな症状と格闘していたか、なんですが、「特定の場所でだけ、ドアが解錠できない」というもの。
家の車庫でだけ、ドアの解錠ができなかったんです。私の車はスマートキーを持っていると、ドアノブのボタンを押すだけで解施錠できるシステムです。
なので、ポケットにスマートキーを忍ばせて、ドアノブのボタンを何度も押すんですが解錠しない。何十回、多い時では百回ドアノブボタンを押して、やっと解錠できるという状態でした。
結局、時間がかかるので、あきらめて1回だけ付属のシリンダーキーでドアを開けて乗り込んだこともあります。
- できないのは解錠だけ
- 家の車庫でのみ解錠できない
- エンジンスタートはできる
- 施錠もできる
ので、スマートキーに異常が発生したか?と思ったので、ディーラーに相談することも考えたのですが、その前にできることだけはやっておこうと、実行したのが電池交換なわけでして。
スマートキー電池交換の目安は何年?
電池交換をしたことで、不具合が改善され、今のところは問題なく、家の車庫でも一発でドアの解錠ができています。
ダイハツのホームページでも推奨交換時期は2年となっていますので、前回の交換からおよそ2年に足りないくらい経っていますので、電池の交換時期だったのかと。
以前、キーレス電池交換の方法 例 ダイハツムーヴ(L175S)という記事を書いたことがあります。それの日付を見ると、2014年9月7日となっています。
この記事を書いているのが2016年の2月、やっぱり2年にちょっと届かないくらいですね。
ただ、この記事を見ると、記事の始めの方に「そういえば、3年くらい交換してなかったもんな」とあります。そう、この記事を書いたときは、3年くらい確かに交換してなかったのです。
この記事は電池切れを起こしてすぐに書いた記事ではなく、数か月前に電池切れを起こし、電池交換を行った手順を、思い出しながら書いた備忘録的記事でした。
なので、確かにメーカー推奨時期はクリアしてますが、今回の電池交換は時期は前回に比べて、短くなっているといえますね。何故でしょう?
この記事をアップした日にスマートキーの電池を交換しました。これで、交換した日がはっきりしますので、次回交換時期がいつになるか分かることができます。
今回の不具合は電池消耗だけが原因なのか?
電池消耗以外のもう一つの原因を考えてみました。
調べてみたところ、LEDランプや地デジブースターがスマートキーに電波干渉するという事があるということがわかってきました。これは新築された家から何らかの電波干渉を受けているかなと。
我が家の近辺は中途半端な街中で、結構空き地が多かったのですが、ここ数年で隣近所に3件ほど家が建ちました。
ここ数年に建てられた新築の家なら、照明がLEDだったり、地デジブースターが使われていてもおかしくないでしょうから。
キーレス電池交換の方法 例 ダイハツムーヴ(L175S)の記事で、電池交換をした時は、ドアの解施錠はできたのですが、エンジンがかけられないという状態でした。ここまで行くと、もう電池切れは確定です。
この時は分かりやすかったのですが、今回起きた不具合はドアの解錠”だけ”ができないというもの。それも家の車庫に車があるときだけ起こるというものでした。おまけに施錠はできるのです。
また、家の車庫以外の他の場所では、解施錠、エンジン始動が問題なくできます。なのでLEDランプや地デジブースターが電波干渉するという事があるという原因も考えられるかなと。
スマートキーの電池が切れても大丈夫です ただし…
実際、「家の車庫でだけドアの解錠ができない」という症状が出ても、放っておいたのは、特に不便を感じなかったからです。時間と手間はかかっても、一応解錠はできてましたし、まあ、よしんばダメになっても対処法は知っていましたから。
この動画をご覧ください(ダイハツ公式動画 2014年式ムーヴ)
ドアの解施錠は付属のシリンダーキーでできますし、プッシュボタンスターターならスマートキーをプッシュボタンにかざしながらプッシュボタンを押せば、エンジンはかかります。
但し、ドア解錠から20秒以内にエンジンを掛けないと、けたたましいクラクションの音が鳴り響きます。これはいくら気心の知れた隣近所さん相手と言っても、ビビるものです。
そしてこういう時って慌ててしまって、うまくエンジン掛けられないんですよね。私がシリンダーキーで解錠したのは1回だけですが。1回だけだからこそキッチリクラクション鳴らしてしまい、本当に慌ててしまいました^^;
なので、エンジンを掛けるのに必要な以下の3点、あらかじめ学習しておきましょう。
- ギアは「P」レンジに入っているか
- ブレーキペダルをきちんと踏んでいるか
- ハンドルロックは解除されているか
本当にクラクションが鳴りだすと、この3項目、頭からスポーン!と抜けてしまいますので(汗)特にハンドルロックが。
最後に
最近、自分の車に起きた、不具合と対処について書きました。スマートキーが便利なのは認めます。
キーをポケットやバッグなどから出さなくてもドアの解施錠、エンジンスタートができる。特に雨や雪の日などはぬれなくて済むので、ありがたいです。
反面、精密機器化しているので、衝撃や水濡れに注意しなくてはいけない。また、電池切れ含む不具合が起きると、どんな症状が出るのか分からない。便利なものにはリスクが付きまとうという典型ですね。
幸い、私の場合は電池切れで済みましたが、もし電池を交換しても改善が見られない場合は迷わずディーラーへ。思わぬところに不具合があるかもしれません。
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