「あ~ひさびさのドライブ、楽しかったな~。買い物もできたし、さて帰ろうかな♪」
休日に、ドライブがてらショッピング。さて、いざエンジンをかけたら、ウンともスンともいわない…。どゆこと?!
あ~、やっちゃいましたね。バッテリーあがり。
たまにしかクルマ乗ってないと、いつのまにか、バッテリー弱っちゃってたりするんですよね。
別に駐車中に、ライトつけっぱなしにしていたわけでもないのに、あがるときはあがっちゃう。
JAF呼んだり、任意保険のロードサービスに頼るってテもありますけど、待たされるのがどうも…。ですよね。
そんなときのために、バッテリー充電方法を紹介しますね。
これがバッテリー充電の3大必需品
まず、バッテリー充電に必要なもの3つです。
- あなたの車(以後故障車と呼びます)
- 充電してくれる車(以後救援車と呼びます)
- ブースターケーブル
ブースターケーブルとはバッテリー同士を接続するためのケーブルの事。カー用品店やホームセンターで売ってます。
意外に持っている人少ないんですよね。困っているあなたを助けたい親切な人が、ブースターケーブルを持っていないばっかりに、後ろ髪引かれる思いで立ち去ってしまう…。なんてことにならないためにも、
「ブースターケーブルはありますから、助けてください。」
と言いたいですよね。なのでぜひ持っておきましょう。
さて、どんなものを選ぶか、ですが…。
カー用品店、ホームセンターと調べてみましたが、種類があってわかりにくいですので、迷ったら、「100アンペア以上 5m」と覚えておけばいいでしょう。
- 100アンペアはブースターケーブルの耐えられる電流の量
- 5メートルはブースターケーブルの長さ
100アンペアに耐えられるケーブルなら、救援車がトラックでもない限りまず大丈夫。
このアンペア数があまりにも低いと、充電した時、ケーブルが熱を持ったり、最悪発火したりするので、ケチらないで行きましょう。
5メートルは余裕を持った長さです。車同士を寄せられるなら3.5mでもいいのですが、必ずそうとは限りません。
- 駐車場が狭くて車を寄せられなかったり
- 縦列駐車で充電をやらなければならなかったり
何があるか分からないので、車の長さ以上のものがあった方がベターです。
そして、救援車。これは手当たりしだい声をかけて回るしかないですね。
ちょっと勇気がいりますが、意外と親切な人は多いものです。
(ショッピングセンターやアミューズメント施設なら従業員さんに声をかけるというのもアリかもしれません。)
では次にバッテリー充電の手順を紹介します。
バッテリー充電の手順
ちょうど動画がありましたので、これに沿って説明しますね。
手順1 故障車 救援車のボンネットを開ける
2台の車のボンネットを開けます。この時点で故障車のエンジンキー、ライト、オーディオ、カーナビ、室内照明、エアコンなど、電気を使用する機器の電源を全てOFFにします。そうしないと、バッテリーが復旧し電気が流れたときに、故障の原因になります。
手順2 故障車の黒のケーブルをつなぐ場所を確かめる
車に取扱説明書があるので、(いざというとき等の項目を見て)ケーブルをつなぐ位置を確かめます。特に故障車の黒のケーブルをつなぐ位置が重要です。
手順3 車のバッテリー同士をブースターケーブルでつなぐ
ブースターケーブルをつないでいきます。順番があるので、この通りにつないでください。
- 故障車のバッテリーのプラス端子のカバーを外し、赤いケーブルをつなぐ
- 救援車のバッテリーのプラス端子のカバーを外し、もう片方の赤いケーブルをつなぐ
- 救援車のバッテリーのマイナス端子に、黒いケーブルをつなぐ
- 故障車の取扱説明書に定められた場所に、もう片方の黒いケーブルをつなぐ
手順4 救援車のエンジンをかける
救援車のエンジンをかけ、アクセルを少し開け、回転数を1500~2000回転で安定させます。
タコメーターのない車種の場合は、アイドリングより、少し高めの回転数で安定させます。
これで5分程充電します。
手順5 故障車のエンジンをかける
いよいよ、故障車のエンジン始動です。以下の事を確かめてからかけてくださいね。
- シフトがPレンジに入っているか?
- ブレーキはきちんと踏んでいるか?
意外と忘れてしまうものです。
これでエンジンがかかればOK! エンジンを切らずにアイドリングを続けてください。救援車のエンジンは切ります。
続いて接続されたブースターケーブルを外します。
手順6 ブースターケーブルを外す
接続されたブースターケーブルを外します、これにも順番があるので、注意です。
- 故障車の黒色のケーブルを取り外します
- 救援車の黒色のケーブルを取り外します
- 救援車の赤色のケーブルを取り外します
- 故障車の赤色のケーブルを取り外します
※注意! ブースターケーブルを外すとき、動画でもケーブルの先端を地面に置いていますが、この時、先端同士が重ならないようにしてください。
火花が散ったり、ショートの原因になります。
救援車、故障車のバッテリーのプラス端子のカバーを元に戻し、ボンネットを閉めて作業終了です。
故障車の方は念のため、
- ディーラー
- カー用品店
- ガソリンスタンド
で、バッテリーの充電、またバッテリーの状態によっては、交換をした方がいいでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
なんでもJAFの調査によると、出動件数が一番多いのが、この”バッテリー上がり”だそうで。
私は、救援車の側にまわったことがあります。女性ドライバーが助けを求めているので何事かと思ったら…。
ブースターケーブル持っていませんでした…ドライバーさん。慌てていたようで、JAFや任意保険のロードサービスも頭から吹っ飛んでいたようですね。
何人かに声をかけていたようですが、意外にブースターケーブルを持っている人がいなくて、たまたま私が持ってたと。
自分用にと買っていたものですが、持っててよかったな~と思った瞬間でした。
いざというときに、ちょっとの支出で大きな安心! ブースターケーブル、持っておきましょう^^
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