原付免許取得のコツ!手続きから合格への道までを解説

私は26歳の時に原付免許を取得しました。そのころは神奈川住まいで、公共交通機関も便利だったし、車の免許を取りに行こうにも、時間もお金もなくて。

こういう動画を見ると、合格したときの喜びがいまだに思い出されます。ただの身分証明にしか使うつもりなかったのに、心臓バクバク言わしてましたからね。

もともと原付免許を取得しようと思った動機が「コンパクトな身分証が欲しい」でした。保険証はまだ文庫本サイズで、財布に入れて肌身離さず持てる時代ではなかったんですね。

たしか、レンタルビデオ屋の会員になるのにいちいち保険証を持って行かなければならなくて「面倒だなぁ…」と思ったのが事の始まりでした。

原付免許は16歳になれば取得できるものですが、確か私の通っていた宮城の高校は、校則で通学以外で使う人の原付免許取得を禁止していたはずなんです。なので、取りに行けなかったと。

高校卒業してすぐ上京し、公共交通機関が便利だったのと、近くにレンタルビデオ屋もなく、特に免許も必要でなかったので、ずるずると26歳までなんの免許もなしで過ごしました。

そして神奈川に引っ越したら、近くに何軒かレンタルビデオ屋があり、そこの会員になるのに、いちいち保険証を持っていくのが煩わしいと思ったのが原付免許を取得しようと思った動機で、バイクに乗ろうという気は全くありませんでした。

原付免許の使い道 身分証としてこれほど便利なものはない

当時は住民基本台帳カードの存在もしらなかったので、コンパクトな身分証というと、もう原付免許しか頭にありませんでした。試験があるのは知っていましたが、1日で取得できる簡単なものだという話は聞いてましたし、何よりサイフに入るコンパクトなサイズが魅力でした。

費用も1万円かからないくらいでとれるし♪ この位なら、今の自分にも出せるかな~。と。

実際原付免許を取って、文庫本サイズの健康保険証を持たなくてよくなったのは、やっぱり気楽でよかったです。ふらっと散歩がてら、見つけたレンタルビデオ店なんかで会員証を作るときに、いつも手元に”身分証”を置いておけたのですから。

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原付免許を取るまでの道のり

さて、原付免許を取るまでの道のりですが、各都道府県の警察で違いがあるようなんですが、大まかな流れとして、

  • 免許申請の手続きをする
  • 原付講習を受ける
  • 試験を受ける
  • 免許交付

となるようです。但し、順番が前後するようで、私が原付免許を取得した神奈川県では、試験が先で、合格者が講習を受けるという順番でしたが、宮城県では先に講習を受けて、その後に試験になるようです。

この順番は各都道府県の運転免許試験場で、結構ばらつきがあるようですので、各都道府県の運転免許試験場のホームページで確認した方がいいでしょう。

特に原付講習は都道府県によって、予約が必要なところと、予約が不要なところがあります。これも確認ですね。

googleまたはyahooで「原付免許 (あなたのお住いの都道府県)」で検索すれば出てきます。

免許取得に必要なもの

さて、それでは原付免許を取得するのに必要なものを書き出していきましょう

  • 住民票(発行から6か月以内のもの)
  • 写真(タテ3㎝×ヨコ2.4㎝ 無帽 胸から上のもの)1~2枚
  • 身分証明証(健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード、学生証、社員証のいずれか)
  • 手数料7750円(試験手数料、交付手数料、原付講習料)
  • 原付講習修了証明書(以前に原付講習を受けている人だけ。有効期限1年間)

写真は免許に使う写真ではないので、街中にある証明写真機や、運転免許試験場にある証明写真機も使えます。費用は700円~900円

原付免許の試験に受かるには

私…実は原付免許、一回落ちてます。友人から結構からかわれましたが、だいたい合格の確率って50%なんですってね。結構落ちるもんです。

が、やっぱり試験などというものは、そんなに受けてて気分のいいものではないので、できるなら1回で受かって、晴れ晴れとした気分で、運転免許試験場を後にしたいものです。

さて、では、原付免許の試験に受かるには。ですが、

「試験問題集の反復」

これに限ります。私が1回落ちたときは、某バイクメーカーのペラペラの問題集をさらっと見ただけで試験に臨みました。正直、わからないことが多かったです。マークシート式なので、解答欄は全部埋めましたが、掲示板に番号が出なかった時は、

「やっぱりか~…」

と、とぼとぼと運転免許試験場を後にしたのを覚えています。そして、そのあとやったのが、友人に声かけまくって、原付問題集を集めたことでした。今だったら、ブックオフの100円本コーナーにある原付問題集を3冊くらい買うのもいいですね。

また、今はインターネットでゲンチャレ-原付自転車問題集-というのもあるので、

これらの問題集を暗記できるくらい、何度もやりこむのがいいです。ちなみに私は1冊を3回反復し、落ちた日から2日後にリベンジに行きました。

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最後に

たかが身分証明書代わりに取得しようと思った原付免許でしたが、いざ落ちてみると悔しいもんですね~。゚(PД`q。)゚。「次は絶対に受かってやる!!」と思って問題集やりこんで、2回目、掲示板に自分の番号が出たときは(合格しました)思わず

「ヨッシャァァァ!!」

とつぶやいてしまいましたから。そのあとに普通自動車免許を取った時には味わえなかった満足した気分でしたね。

そして原付講習を受け、免許を手にして、晴れ晴れとした気分で運転免許試験場を後にした時の気分は最高でした。

そして、その後、どうしたかというと…、買っちゃいました。原付バイク。やっぱり免許持っちゃうと欲しくなるもんですね~。ヤマハのSuperJogZR排ガス規制前7.2馬力モデル、食費削って、余分な出費徹底的に抑えて、爪に火をともすような思いで貯金して、買ったんです。

  • 本体
  • 登録費用
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • ヘルメット
  • 手袋

すべて込みで20万円也。当時の自分としては高い買い物でしたが、楽しかったですね~。行動範囲も広がったし、予定外の出費だったんですが、買ってよかったと心底思いました。もっとも、最後は盗難にあい、悲しい別れとなったのですが(泣)

その次に買ったのが、中古でヤマハのTDR50。もうこのころには、バイクは手放せない存在になっていました。人間、一度楽を覚えるとダメですね~^^;

もちろん原付免許は身分証として、色々なところで役にたってくれました。また、グリーン免許を原付でとったので、34歳で普通自動車免許を取った時は、初めからブルー免許だったのも嬉しかったですね。

今は保険証もカードサイズになり、持ち歩けるようになったり、住民基本台帳カードも写真付きであれば、免許証と同じくらい身分証として役に立ちます。

なので、私が取った時ほど、原付免許が身分証として重宝される時代は終わったとも言えますが、普通自動車免許を取るときに、原付免許を持っているか持っていないかは結構大きな差だったりします。

やっぱり、普通自動車免許を最初からブルー免許でもらえるのは、点数的にも余裕がありますしね^^

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