最近、スマートフォン(スマホ)の普及によって、
アプリ
って言葉が幅を効かせるようになりましたね。今、私の手元にIphoneがありますが、ゲーム、スケジュール帳、Youtube、カレンダー、写真等のアプリが並んでいます。その代わりに、最近ちょっと聞かなくなってきたのが、
ソフト
って言葉。こちらもゲームソフトや写真、スケジュール帳、Office等の表計算ソフト、ワープロソフト、メールソフト等がありますね。
さてこの「アプリ」と「ソフト」、呼び名は違ってても似たような働きをしているこの2つ。違いはどこにあるのでしょうか? 検証していきたいと思います。
アプリとソフトの違い
まずざっくりと結論を言ってしまえば、「アプリ」とは、アプリケーションソフトの略称で、「ソフト」の1カテゴリーです。なので、
- スマホの「アプリ」も
- パソコンの「ソフト」も
同じアプリケーションソフト=アプリということになりますね。
アプリとは
アプリとは「アプリケーション」の略称で「応用・適用」という意味を持ちます。
対になる言葉が「オペレーティング」。基本」という意味です。「オペレーティングシステム -operating system- 」というと基本システム。「OS」といった方が私たちにはなじみ深いですね。
MS-DOS、Windows、Mac OSなど、パソコンを動かすための基本ソフトの事です。OSがきちんと動いてくれないと、パソコンはただの箱でしかありません、下手すれば電源すら入りませんから。
アプリは基本ソフトがあって初めて動くもの
アプリとはアプリケーション(応用・適用)ソフトの略で、スマホでもパソコンでも使われるものだということは前述しました。
パソコンだと分かりやすいんですけどね。ソフトなんか買うとき、ソフトの箱の裏側に推奨スペックと一緒に対応OS=オペレーティングシステム=どの基本ソフトに対応しているかが書いていますから(たとえばWindows7以上対応とか)。
アプリは基本ソフトがあって初めて動くもので、アプリ単体では動くことができません。
スマホアプリも、IphoneのIOSやGoogleのandroidがあって初めて動くもので、何気なく使っているスマホも、OSのお世話になっているんですね。
他にドライバソフトも存在する
おまけの情報になりますが、他にPCやスマホを動かすのに欠かせないソフトとして「ドライバソフト」が存在します。
OSだけではカバーしきれない、パソコンやスマホの機種特有のグラフィックディスプレイ等を制御したり、パソコンだとプリンタのドライバが代表的ですね。
ドライバがきちんとインストールされていないと、アプリが動かなかったり、画面がぼやけたりなどの弊害が発生することがあります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「アプリ」と「ソフト」の違いというのは結局のところなくて「アプリケーションソフト」の略だということ。
アプリはOS(基本ソフト)がないと動かないこと。アプリもOSも結局は「ソフト」だということを書いてきました。
とはいっても、やっぱりスマホだと「アプリ」のほうが呼びやすいし、パソコンだと「ソフト」方がしっくりきますよね。
こんな知識もあるんだ。位に頭にとどめておいていただければ幸いです。
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