年の瀬も迫った12月。
クリスマスを前にして、年末大掃除とは行かないまでも、年始までに少しは部屋をすっきりさせたいなと思い、書類の整理をしてました。
書類といっても、重要なものから、ダイレクトメールの様などうでもいいものまで、いろいろ。
忙しさにかまけてため込んでしまいました(汗)
ダイレクトメールといっても、ただ捨てるわけにはいかず、住所、氏名など、どこに個人情報が隠れているかわからないので、全部こまめにシュレッダーにかけて廃棄処分。
中に重要書類が隠れていたら大変なので、仕分けるのにも神経を使いました。
そしてふと思い出したこと…
「雇用保険被保険者証もらったのどこにやったっけ?」
雇用保険被保険者証なくしちゃいました…
先日、別件で家にある、書類の山を整理してました。
自動車保険、生命保険などの保険証券の山、通帳とか年金手帳とか。
保険証券なんかはなくても支障ないのですが、通帳や年金手帳はないと再発行が何かと面倒なので、自分だけがすぐわかる場所に整理して置きなおしました。
その時ふと、思い出したのが、今の会社からもらった雇用保険被保険者証。
「そういや、今回は、会社からもらって自分で保管してたんだっけ。」
そのことを思い出し、探し始めたら…ない。
思い当るところ全部探したのに…ない。
雇用保険被保険者証自体の再発行は簡単だというのはわかっていたのでそんなに驚きはしませんでしたが、
- いつから加入していたのか知りたかったのと
- やっぱりなくしたままじゃ、なんとなく気持ち悪かった
ので、ハローワークに再発行の手続きに行ってきました。
雇用保険被保険者証はどう保管される?
ところで、
雇用保険被保険者証は、基本的には会社で預かるものです。
なので、家を探して見つからない場合は、ハローワークに行く前に、会社に聞いてみたほうがいいと思います。
あっさりと「はい。会社で保管してますよ。」といわれる確率はかなり高いです。
私の場合は特殊なケースで雇用保険被保険者証をわたされ、自分で保管するものでした。
渡された記憶が、うっすらとあったもので、会社に聞いたら案の定
「はい。渡してますよ。」
と言われたので、無い(汗)と探したわけで。
それで再発行の手続きに行ったのですが、そこで思わぬ発見がありました。
知らないままだったら、いざ雇用保険をもらうときにヤバかったですね。
雇用保険被保険者証の番号統一が必要でした
雇用保険被保険者証には被保険者番号というのがあります。
この被保険者番号というのは一人に一つというのが建前なのですが、
たとえば、
転職をした場合など、新たに雇用保険被保険者証を発行してもらった時に、新しく別の番号が振られる時があります。
こうなると、雇用保険の上では、
「番号が違う=別の人物」
と取られることがあり、雇用保険に加入していた期間を短くカウントされたりと、不利な扱いを受けたりすることがあります。
そのために、同一人物であるということを証明するために、被保険者番号の統一という手続きが必要になります。
私も、ハローワークに行って初めてわかったのですが、被保険者番号を3つも持っていました。
まだ、雇用保険をもらおうとは思ってなかったのでよかったですが、雇用保険をもらう時に、このことが発覚したら面倒だったでしょうね。
「よかったぁ~」と胸をなでおろした瞬間でした。
その後ハローワークの職員さんの言われるがままに、
「雇用保険被保険者台帳統一願」という用紙に必要事項を記入し、
(書き方はハローワークの職員さんが丁寧に教えてくれます)
雇用保険被保険者の上でも同一人物と認められました。
10分から15分で終了、とても簡単な手続き
これでやっと手続きに入れました。雇用保険被保険者証再交付申請書という用紙に必要事項を記入していきます。
書くことは住所、氏名、今の会社名位ですね、そして捺印。
ここまでのような書き方をすると、一見複雑そうに見える手続きですが、かかる時間は賞味15分、長くても20分くらいじゃないでしょうか。
書き方もハローワークの職員さんが丁寧に教えてくれるので迷うこともなく、スイスイいけます。
こんな簡単な手続きで、もやもやしていた心が晴れたのですから、行ってみてよかったと思った次第です。
もっとも、当分、今の会社をやめる気はないので、急いでいく必要もなかったんですが、何せ、私完璧主義なもので…。
こんな些細なことで、心をもやもやさせたくなかったので、行ってきちゃいました(笑)
私は平日休みの職種なので、簡単にハローワークに行けました。
ですが、もし、土日祝しか休めない職種についているのなら、会社に頼んでみるのもいいかと思います、代行してくれるところもあります。
最後に
雇用保険被保険者証の再発行手続きは本当に簡単です。
今勤めてる会社のことしか聞かれないので、「過去の会社にさかのぼって記憶をたどって」なんてこともする必要がないですし。
それに今回の私のように被保険者番号を3つも持っていたという由々しき事態を発見することもできました。
いざ、仕事を失ってしまったというときの強い味方、雇用保険。
必要な時になって、不利な扱いを受けることの無いように、点検がてら調べてみるのもいいですね。
特に
- 転職を何回かしている
- 前の会社の退職と次の会社の就職に数か月かかった
- 雇用保険被保険者証を社員預かりにする会社だった。
というケースに当てはまる場合は、要チェックです。
今回は私もいい経験をさせていただきました^^
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