受験生の皆さん。勉強ご苦労様です^^ 懐かしいですね~、私もオールナイトニッポン聞きながら、机に向かったものです。
ところが、私は集中力がなくて、つい、ラジオに聞き入ってしまったり(トークがあると尚更^^;)お菓子をポリポリかじってしまったり。
どうでもいいことを辞書で調べてしまったり…、そんなこんなで、気が付くと1時間や2時間があっという間に過ぎてたりして(汗)
そんな中で見つけてしまったのが「受検」と「受験」の違い。ふつう試験を受けるとなると、「受”験”」と書きますよね。
ところが、ワープロソフトで変換すると「受”検”」が、真っ先に出てきたりします。な~んか違和感感じるんですよね。
そこで、今回は、「受検」と「受験」の違いとは何ぞや、というところをクローズアップしてみたいと思います。
受検と受験の違いとは
簡単に言ってしまうと、
- 検査を受けるか
- 試験を受けるか
の違いになります。といってしまえば、簡単なんですが、例えば高校受験、これが高校受検と高校受験に分かれます。
「なんで分かれるの?」
という答えは後述しますが、ここでは、高校では受検と受験が分かれる事があるんだという事だけ頭に入れておいてください。
大学は受”験”だけですね。
その他資格試験なんかも、「受”検”」と「受”験”」に分かれたりします。
「受検」「受験」なぜ分かれるか、この理由は、受ける項目が
検査と試験に分かれるのが理由です。では、「検査と試験の違いとは?」を掘り下げていきましょう。
検査とは
検査というと…
- 視力検査
- 身体検査
- 所持品検査
- 機械類の検査
- 公立学校の学力検査
など、あくまで個々の能力を見極めるのが目的であって、競争の様な性格は持っていません。
競争を第一の目的とするのではなく、受検するレベルに受験者の能力が達しているかが検査されます。
だから、”受検”なんですね。
試験とは
試験というと、文字通り=試すこと。
- 実験の際に使われる”試験”という表現
- 大学の学力試験
- 私立高校の学力試験
などです。
公立学校はなぜ”受検”で、私立学校はなぜ”受験”なのか
基本的に公立高校は、受験者の能力を主に知りたいので、検査をするという意味で「学力検査」という表現を使います。
対して私立の学校はプラス、学校自体にブランドイメージもあり、受験者が学校のブランドイメージに合っているかも試すということで、「試験」という表現を使うものと思われます。
やっぱり公立の学校と私立の学校(特に高校)では、私立の学校のほうが、ステータスが高く感じるし、より優れた生徒を選抜したいという学校側の思惑もあるでしょうしね。公立のように学力”検査”だけでは見えない、人間性の様なものも見極めたいという部分はあるでしょう。
「お受”験”」なんて表現もありますが、あれは、ペーパーテストと、面接試験があり、学力と人物が、その学校の校風に合うかを試されますもんね。
最後に
受検と受験の違いを
- 受検=検査を受ける
- 受験=試験を受ける
という見方から書きました。
こうしてみると、受検と受験の使い分けが、意外に難しいのが分かりますね。特に高校の受検をわざわざ受検と受験にわけて覚えている人もいないと思います。
ちょっと試験勉強で、煮詰まった時に、ふと、考えてみたくなる”違い”を今回はネタにしてみました。
ただ、辞典で見ていくと、そんなに厳密に分かれているものではなく、結構混同して使われているようですね。
あくまで、知識として覚えているくらいでいいのかもしれません^^
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