この記事、11月14日に書いています。
11月が始まったと思ったらあっという間に中旬。この調子だと年末もあっという間。
時のたつのは速いものですね。
…
ん?
時のたつのは“早い”ものですねだっけ…?どっちだろ?
思わず考えちゃいますよね。Yahoo知恵袋に投稿したくなります。
「速い」と「早い」って使い方難しいですよね^^ゞ
という事でさっそく
- 速い
- 早い
どう使われているのか調べてみました。
基本的な違いは速度と時間
「速い」と「早い」ってどう使えばいいかわからなくなる時がありますよね。
昔なら辞書でコツコツ検索するところでしょうが、今はPCの文章変換機能がありますので。
試しにいくつかの例文を変換してみました。
一発で「速い」と変換された例文がこれ。
- 新幹線は速い
- 足が速い
- 高速道路は速く走れる
- 出足が速い車
- テンポが速い
一発で「早い」と変換された例文がこれ。、
- 早く起きた
- 目的地に早く着いた
- 朝早い列車に乗る
- 早送り
- 早い者勝ち
でした。
やはり基本的に
「速い」は速度をあらわし、「早い」は時間や時刻を表すもののようですね。
どう使い分ける?
確かに「速い」っていうと新幹線とか飛行機とかぴゅんと目の前をあっという間に通り過ぎるものを想像しますし、
「早い」って言われると、早起きとか朝早くに出かけるとか早い時刻の電車に乗るとか、時にまつわるものを想像します。
ですが、こういう例外もありますね。
- 話すスピードが”早い”
- 手のスピードを表してるのに手が”早い”
時間のスピードを表しているのに「早い」の方がしっくりきます。
どうやら一通り見ていくと、
人間の動きに関するものに「早い」が使われるようです。
判断が難しいものもある
早口なんていうのもそうですね。決して早い時間にしゃべることじゃなく、話すスピードが”早い”
手が”速い”とも言いませんよね。手のスピードを表してるのに手が”早い”
あと、時が経つのが”速い”or”早い”
時間の速度を表しているので、”速い”が正解っぽいですが”早い”の方がしっくりくる。
本当にどっちなんだ?!の世界です
つまるところ
つまるところ、
- 速度に関するものは”速い”
- 時間に関するものは”早い”
という一応の棲み分けがあって、「人間の動作に関する一部の例外に”早い”」が使われるという事でしょうか。
ちょっとお下品なたとえですが、
「早メシ、早●ソ、芸のうち」
と言う表現は完全に速度なのに”早い”を使っている。
これは追及するとかなり深いテーマですね。
日常、そこまで、深く掘り下げる必要はないのでこの位にしておきますが、万が一その必要がでてきたら、
PCのワープロソフトを使う。
これが現状一番ですかね。よほどのことが無い限り誤変換をしないので。
迷った時はPCを立ち上げてチョコチョコ打ち込めば、正しい”速い””早い”を前後の熟語から判断してくれますので。
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