親しい友人から、結婚式の招待状が来ました。おめでたいという感情と共に、ふつふつと湧き上がる不安。
「実は一人で結婚式に出席するの初めてなんだよな…。」
「結婚式は親戚のに、小学校の頃呼ばれた事あるけど、昔の事なので何も覚えていない。受付も親が済ませて、その間、自分は廊下で待ってたし…。」
社会人になって、はじめて一人で出席する結婚式。服装はそれらしく決めた。ご祝儀も用意した。
楽しみ半分、不安半分で、結婚式場へ到着。受付を済ませる。
そして、いざ、ご祝儀を出す時になって、あることに気付きました。
「あれ? ご祝儀むき出しで持ってるの俺だけ?」
そう。他の人はご祝儀を“ふくさ”に包んで持ってきていたのです。
ご祝儀に必携、ふくさとは何?
上に書いたことは、実は管理人の経験に基づいています(汗) 当時、服装考えるので精いっぱいで、ふくさみたいな小物まで考えが行きませんでしたね。教えてくれる人も周りにいなかったし…。
ふくさとは、簡単に言うと、ご祝儀袋を入れるケースです。
ご祝儀袋を、直にスーツの内ポケットに入れると、折れたり、ヨレたりしてしまいますよね。
ふくさに入れると、ご祝儀袋が、折れやヨレから守られます。
ケースタイプと、風呂敷タイプがありますが、風呂敷タイプは扱いが難しいので、ケースタイプの方がいいでしょう。
ふくさは大きめの文房具店や呉服店で売っています。
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ホームセンターや百均も調べてみたのですが、結婚式にふさわしい色がなかったり、置いてなかったりするので、時間に余裕をもって手に入れたいところです。
次に
- どんなふくさを選べばいいか
- ふくさをつかったご祝儀の渡し方
を説明していきます。
ふくさの選び方、この色なら間違いない
まず、ふくさの選び方ですが、色がたくさんあって、どれを選べばいいか分からないと思います。そこで管理人がお勧めするのが、
紫色で内貼りが白いもの
です。これなら、慶事(結婚式のおめでたい席)でも、弔事(お見舞いやお葬式の悲しい席)でも、両方に使えます。
他の色は、慶事専用だったり、弔事専用だったりと、分かれており、間違えて使うと、「非常識な人」のレッテルを貼られかねないので、注意です。
参考までに、慶事専用、弔辞専用の色を載せておきましょう。
- 慶事専用→赤、ピンク、オレンジ、金など暖色系の色
- 弔辞専用→紺、黒、緑、グレー、うすあお、うすみどりなど寒色系の色
結婚式での ふくさを使ったご祝儀の渡し方
はじめてだと、この瞬間が一番緊張すると思います。無理のない範囲で慌てずに行きましょう。
ふくさを使ったご祝儀の渡し方は2通りあります。
ふくさからご祝儀を取り出し、ふくさを閉じて、その上にご祝儀をのせ、その後、
「このたびはおめでとうございます」
と、声をかけ、
- ふくさと一緒に両手で手渡すか(もちろんふくさは返してもらいます)
- ふくさだけを受け付けのテーブルを借りて置き、ご祝儀袋を両手で渡します。
渡し方を紹介している動画がありましたので、載せておきますね
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回言ったことをおさらいしましょう
- ふくさは紫色で内貼りが白のものが良い
- ふくさは風呂敷タイプよりケースタイプが使いやすい
- ご祝儀の渡し方は2通り
ぜひ、やってみてください。
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