バイクの買い取りの評判!ゲオバイクにバイク売ってみた

「バイク処分しよう。」

そう思って、ネットの買取査定サイトに向かったのが2年前の事でした。手元にあったのは「アドレスV125G」といわれる、いわゆる「原付2種バイク」。

これです
bike

買ったはよかったがあまりにも乗らなくなったので、手放すことにしました。

今でも都市部を中心に広がる「原付2種スクーターブーム」。普通自動車免許の他に、普通2輪小型AT限定免許が要りますが、普通自動車免許で乗れる50ccのいわゆる”原付1種”にくらべて、

  • 30㎞速度制限がない
  • 2段階右折がない
  • 維持費が安い

ということで、都市部を中心に、広く普及し始めています。私も10年前まで神奈川に住んでいたので、車の渋滞を横目に、スイスイ走れる原付2種はとても貴重なアシでした。

事情あって、宮城での田舎暮らしを始めた時も、車とアドレスV125Gを使い分けていましたが、宮城の特に田舎は渋滞もなく、駐車場にも困らず、そして何より寒いので、必然的に車に乗る機会が多くなり、いつの間にかアドレスV125Gは車庫の肥やしとなっていました。

「もったいないな…」

ということで、ネットのバイク買取査定サイトに向かったのです。

複数社の競合は意外と難しい

経験した方にはわかると思いますが、バイク買取査定サイトとは、バイクの車種、状態、連絡先などを入力していくと、そのバイクに興味を持ってくれた買取業者がパソコンの画面に表示され、後に業者から連絡が来て、査定をお願いしたいと、業者とバイクのオーナーが合意すると、査定してもらう日時をすり合わせて、その日時に来てもらうという手はずになります。

ここで、やはり頭をもたげてくるのが、

「少しでもバイクを高く売りたいから、複数社に同じ時間に来てもらって競合してもらおう」

という思惑。しかしこの思惑、なかなか思うようにはいきません。さすがに相手は海千山千の業者です。「時間がない」などといって、こちらの時間に合わせさせようとしても、なかなかうまくはいきません、ちなみに、私のアドレスV125Gに興味を持ってくれたのは、

  • バイク王
  • ゲオバイク

の2社でした。バイク王のほうは検索してみると出るわ出るわ、評判が。(悪評のほうが圧倒的に多かったですが…^^;)ところが、ゲオバイクのほうはいくら探しても、評判、口コミの類が出てこない…。

最初に連絡が来たのがバイク王でした。

「こちらの指定した時間に来てくれないか?時間がないので。」

と頼んでみましたが、

「すみません。その時間はもう埋まっちゃってまして…。」

の一言で終了。結局ゲオバイク1社に査定に来てもらうことになりました。その間も、ネットでゲオバイクの口コミ、評判などを探したのですが、なぜか全く出てこない。

「ええ~い、あとは野となれ山となれだ!! 納得いかない査定額だったらバイクを手元に残そう。」

そう思い、ゲオバイクさんの到着を待ったのでした。

それにしても、バイク王の、引き際の良さっぷりにはちょっと、腰が抜けましたね。

買取店は思ったより遠方より来る

そうして、ゲオバイクの到着を待っていたら来ました。バイク1台乗っけて。「来たな~」と思いながら出ていくと、ナンバーが”足立”
降りてきた、いかにも人の良さそうな方に話を聞いたら、なんと、東京から来たというではありませんか!! なんでも仙台が手一杯でヘルプを頼まれたのだとか。

確か11月だったと思います。これから寒くなる季節。道路も凍るし、仙台でバイクの需要なんかあるのかな? と思っていましたが、東京からはるばる来たと聞いて納得、東京なら、真冬でもバイク乗りますもんね。

さて、ここから、いよいよ駆け引きの始まりです。人が好さそうでも、相手は海千山千のバイヤー、さてどう出るか。

ゲオバイクの担当者さんと話して

最初に提示してきたのは3万円。もちろんスルーです。ゲオバイクの方もごあいさつ代わりと思ったんでしょうね、全く顔色一つ変えず。

そして、世間話をしながら、バイクの状態を探り入れてきました。結構細かく見るのかなと思ったら、エンジンをかけたくらいで、パッと見ざっと見た印象でしたね。ただ、結構世間話が長かったので、その間にチェック入れてたのかもしれません。そして、買取価格を徐々に上げていきました。次が5万円だったと記憶しています。

ちなみに、本当に人の良さそうな方でした。名刺をいただいて、店長さんだということも知り、どこかに電話をかけるというのでもなく。

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気の弱い自分が買取価格を上げた方法

ぶっちゃけた話、私は、こういう駆け引きごとは苦手です。ただ、昔、中古車査定の本を読んでいまして、

「気の弱い人は、下手に相手の目を見て話そうとせず、肩を組んで、相手の目を見ず、ウンウン唸っていればいい」

というのを覚えていたので、その通りにやりました。その間にも値段は上がっていきます。

ゲオバイク店長
6万円。
管理人
う~ん…。
ゲオバイク店長
6万5千。
管理人
う~ん…。(まだ刻み幅が大きい、余裕あるな。)
ゲオバイク店長
7万。
管理人
う~ん…。
ゲオバイク店長
7万2千。
管理人
う~ん…。(刻んできたな…、ぼちぼちか。)
ゲオバイク店長
7万3千。
管理人
う~ん…。
ゲオバイク店長
7万5千!!

私はここで初めてゲオバイクの店長の目を見ました。

ゲオバイク店長
「やっと目があいましたね(笑)」
管理人
もう一声…かな。
ゲオバイク店長
じゃあ7万8千円!!

この後、ゲオバイクの店長さんから、

「アドレスはV125Sという新型も出てるし、V125も値段がこなれてきてるので、これがいっぱいいっぱいですよ。これ以上になったら新車買った方がいいですもん。」

とのお言葉をいただき、半分言いくるめられたかなとも思いつつ、7万8千で成約。この間、ゲオバイクの店長さんから、不快な思いをさせられたことは一度もありませんでした。

買取価格に関しては、うまい人ならもっと釣り上げられるんでしょうが、私はこれがいっぱいいっぱいでしたね。でも妥当な線だと思います。

*注 買取価格は2012年11月時点でのものです、現在はもっと安くなっているものと思われます。

最後に

本当にゲオバイクは評判がネットに出てきませんよね。バイク王のほうは2ちゃんねるにすらスレッドが立つのに。どうしてだろうと思いつつも、結局ゲオバイクの評価は見つけられなかったので、それでは私が体験したことを記事にしようと思ったわけです。

結局、バイク王のほうは、全く顔も合わせていないので、何とも言いようがありません。ネットに氾濫している評判がどうなのかも。

でもゲオバイクのほうは、実際に店長さんと話もできたし、不快な思いをさせられることもなかったし、買取価格が妥当だったのかはわかりませんが、特に不満らしい不満もありませんでした。

私のこの記事が今後ゲオバイクを利用される方のお役に少しでも立てればいいなと思い、この文章を締めさせていただきます。

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