トランペットで高音を出す練習法!HighCまでならこれでイケます

トランペットというと、華やかな音色と共に、華やかな高音が注目を集める楽器でもあります。

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反面、その、華やかな高音を出せないと悩んでいる人が多いのも事実で、メソッドも多数出回っており、「高音の出る方法」を探し回っている人が多いのも事実です。

特にスクールバンドの吹奏楽で1stトランペットをやっている人で、

  • 高音が出ない
  • 高音は出るが、すぐ唇がつかれてしまう

と悩んでいる人が多いようですね。そこで、この記事では、私が専門学校時代に習った事を参考に、高音を少しでも楽に出す方法を紹介していきたいと思います。1つの参考資料として、お役に立てれば幸いです。

なお、この方法は1stトランペット用なので、トランペットでmiddle”G”

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が出せる人。吹奏楽部なら最低トランペット歴2年以上の方に向けて書いています。初心者向けではないので悪しからずm(_ _)m

トランペットは、基本的にペダル”E#”からHigh”C”までは設計上、出せるものとして作られています。なので、High”C”までを出せるようにすることを第一の目標としましょう。

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そのために必要な事を次の章から書いていきます。

尚、更なる高音を目指したい方には、こちらもどうぞ!
トランペットの高い音の練習方法!コツコツ続けて目指せHi-G!

高音を出すための下準備

専門学校に入学した当時、私はHigh”C”は問題なく出せていました。出すだけならHigh”G”まで。

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でも、ほかのトランペットの学生に比べて、高音を外しやすかったのは事実です。音が細かったのも。理由は口が、正しいフォームと違っていたことにありました。

そこで、さっそく講師の先生のもと、まず、口のフォームの改造に取り掛かりました。高音を出すための下準備というわけです。どのようにしたかというと、

  • アンブシュアを上下の前歯がそろうように矯正した
  • 低音に行くにしたがって顎が下がる癖を矯正した
  • 顎を前後に動かす運動を練習に取り入れた

です。具体的にどのようにやっていったかを説明します。

アンブシュアを上下の前歯がそろうように矯正する

中学の吹奏楽部入部の時、サックスを試奏していたものですから、そのフォームを引きずり、下顎を引き、下唇を丸めたフォームのままで、トランペットを吹いていました。これは、まずタンギングが不鮮明という理由で直されました。

ですが、そのほかにもトランペットの高音を出すためには、”下あごを出す”ということが大前提であったため、高音を出すためにも必要なフォーム改造だったわけです。

低音に行くにしたがって顎が下がる癖を矯正する

低音を太く出そうとするとき、一番手っ取り早いのは“下顎を下げること”です。ですが、一旦下顎を下げてしまうと、今度は高音に上がることができません。なのでこの癖を直し、低音に下がるときは、顎を下げるのではなく、前に突き出すようにしました。

1か月ほど低音が痩せてしまう時期が続きましたが、練習を続けていくうち、徐々に低音が豊かに鳴り、高音へもスムーズに上がるようになりました。

顎を前後に動かす運動を練習に取り入れる

これは、低音に行くにしたがって、下顎が下がらない習慣をつけるために練習したものです。前、後ろ、前、後ろ、とやりました。

これで、高音を出すための下準備がすみました。そして、正しいフォームに直していくための練習が始まったのです。

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まず 発想の転換が必要でした

ここで発想の転換を求められました。「高音を出すアンブシュアで低音を出す」というもの。具体的に言うと、今までは高音を出すというと、下の音から上がっていく方法をとっていましたが、これを一時的に、上の音から下がっていく方法に変えました。

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から、

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へ。(可能ならもう、1オクターブ下がって2オクターブでやってください)

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High”C”が出ない人はMiddle”G”からでいいです。

なぜ、こうしたかというと、下の音から上に上がっていく方法だと、低音を出すために、どうしても下顎が下がってしまい、高音に行くにつれて、音を外す確率が増えるから。下顎が下がり、アパチャーが開く癖を直すためです。

前の章でも書きましたが、低音を出すのに一番手っ取り早いのは、下顎を下げ、アパチャーを開くこと。ただし、これだと高音に行ったときに音を外しやすくなります。

高音を出すには、アパチャーは閉じている状態が理想。なので、高音を出すには、なんとか低音でもアパチャーを閉じている状態で音が出せるようにしたい。

そうして試行錯誤していくと、必然的に下顎を突き出すフォームに行く付くんですね。このフォームに慣れるための練習と思っていただければいいでしょう。

一時的に低音が痩せますが、このフォームを身に着け、低音を出すことに慣れれば、高音に行くときにも、音を外す確率は格段に減ります。

この時トランペットのベルは上げ気味にしてやって、上唇、下唇両方に同じ圧力のプレスがかかるように心がけてください。これで低音が出しやすくなります。

そして、下顎が下がる癖がなくなったら、また、下から上に上がる練習に戻し、徐々に高音を伸ばしていきます。

(下図F#半音階、これからスタートして、G半音階、G#半音階~というように半音階ずつ上げていって高音の限界を伸ばしていく)

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高音に行った時、唇のプレスをやわらげる方法

高音を吹くとき、プレスに頼っていますか? 私も中高吹奏楽部時代はプレスに頼ってました。一番手っ取り早い方法ですもんね、でも、すぐに唇が疲れてしまいますよね。これも、専門学校で直された事の一つです。どう直されたか書いていきますね。

まず、アンブシュアを作る

Low”G” Middle”C” Middle”E” Middle”G” High”C” のアンブシュアをトランペットをあてずに作ります。

次にヴァジングをする

トランペットを構え、まだ口を付けずに、各音でヴァジングだけやります。

ヴァジングをしている唇に徐々にトランペットを近づける

ヴァジングをしたままで、トランペットを徐々に近づけていきます。この時ヴァジングが止まらないように注意してください。ヴァジングが止まったらもう一度やり直しです。

最初は汚い音が出ますが、徐々にプレスをかけていくと、きれいな音に変わる瞬間があります。そこでプレスを止め、吹き続けてください。

これをやり続けると、徐々にプレスに頼った吹き方から脱出できるようになります。

いい例ではありませんが、私は時々油断するとマウスピースがマウスパイプから外れて「ゴロン」と落とすようになってしまいました。つまり、

それだけマウスピースがマウスパイプに緩く入ったまま=プレスに頼っていない

ということです。

それと、最後にもう1つ!力の入れどころを知っておくのも高音を出すには重要ですので、チェックしていくとしましょう。

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力を入れるポイントはどこ?

力を入れるポイントはどこ? それは“おへそ”。立って吹いているときでも、座って吹いているときでもです。

トランペットを吹きながら、息を吸う時、肩は上がっていますか? 下がっていますか? 下がっているほうが理想です。

おへそのあるおなかに、肩を乗っけるイメージで、肩にはトランペットを構える最低限の力しか入れないようにします。

そして高音に行くにしたがって、おへそに力を集中させていきます。同時にお尻の穴にも力が入っていくと思いますが、それで正解です。

他の筋肉はどうすればいいかというと、力を入れず、バネのようにしならせるイメージを持っていてください。特に足の筋肉、固まりやすいです。

一か所でも筋肉が固くなっていると、高音が出にくくなります。「トランペットの音って、体全体で出してるんだな~」というのが分かると思います。

最後に

トランペットでHigh”C”まで出す方法を書きました。でも、今やトランペットの世界でHigh”C”というと高音とは言えない時代になりましたね。プロの世界では1オクターブ上の、ダブルHigh”C”がだせて初めて”ハイノートを出せる”といいます。

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本当は、トランペットの設計上、ペダル”E#”からHigh”C”まで出ればいいはずなんですけどね^^;

でも、今や、吹奏楽の世界でも、High”C”以上を求められることが珍しくなくなりましたね。特にニュー・サウンズ・イン・ブラスなんかでは、High”D”や、君の瞳に恋してるでは、High”D#”なんかもでてきますもんね。スタートレックのテーマではHigh”F”なんかも。そんな時はオクターブ下げていいと思います。

特に吹奏楽は、アンサンブルが整う方が大事ですから、一人がシャカリキになって吹いても、サウンドが浮いてしまうだけですもんね。

でも、ペダル”E#”からHigh”C”までは、何とか出したいところ。たぶんMiddle”G”で手間取っている人が多いんじゃないでしょうか。これ、私も手間取りましたから。

それを克服できるように、書いてきたつもりです、あくまで私が専門学校で習った事を書いてきただけですが、少しでも参考になれば幸いです。

最後に、「高音を出せるとトランペットはチョー楽しいですよ♪」とかいて、この記事を締めさせていただきます。

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