健康保険証がカード型になって久しいですが、カード型になったことで、財布に入れて、肌身離さず持つ人も増えましたよね。
昔の保険証は文庫本位のサイズがあったので、なかなか、肌身離さず持っているというわけにはいきませんでしたが。市区町村によっては専用の保険証入れをくれたところもあったりして。
カード型になって持ち歩きやすくなったのはいいことなんですが、無くすことも増えたように思えます。
- 財布ごと落とした
- 別のカードを取り出すときにはずみで落とした。
- 財布ごと盗まれた
- 空き巣にあった
など、アクシデントに会う確率も増えたので、きちんと自己防衛しておかないと、気が付いたときには、無くして、冷や汗をかくなんてことも多くなってきました。
もし、健康保険証を無くしたら、どうなるんでしょう…。一番の関心事は「健康保険証でお金を借りられるんじゃないか」という事じゃないでしょうか。
健康保険証でお金って借りられるの?
健康保険証には顔写真が無いので、少なくとも今は、銀行、消費者金融(サラ金)でお金を借りるときに、身分証としては通用しないようです。つまり、お金は借りられないという事ですね。
ヤミ金では通用するといううわさがありますが、少なくとも、これから書く防衛策をとっていれば、大丈夫のようです。
ただ、やはり、スピード勝負のようで、あまりにも危機感がなく、手続きが遅れると、ひょっとしたら、融資を背負わされるかもという部分はあります。
健康保険証を無くしたときにすること
まず、真っ先にやるのが、警察に届ける事。できるなら交番より警察署がいいですね。社会保険の健康保険証の再発行の際、紛失届が必要になるときがあります。交番だと受理番号しか発行してくれないんですね。警察署だと紛失届を出してくれますから。
それから、次に、健康保険証の発行元に再発行の申請をすること。
- 国民健康保険なら市区町村役場
- 社会保険なら、会社の総務部へ
但し、再発行をしても、健康保険の番号が変わるわけではないので、もし念には念をというのなら、番号も変えてもらうのもいいかもしれません。
もしも心配なら信用機関に届けるという”テ”がある。
警察に届け、紛失届を発行してもらえば、拾った、または盗んだ第三者がサラ金でお金を借りた時でも、警察に相談すれば、その融資を肩代わりしなければならないという事はないです。
が、どうしても心配であれば、金融機関が融資する際に使う、信用機関がありますので、そこに「保険証をなくした旨」登録しておけば、その保険証が無効になりますので、登録をおすすめします。ただし、登録料は有料です。
JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)(消費者金融系)
参考までに、クレジット系と銀行系も載せておきましょう
指定信用情報機関CIC(クレジット系)
全国銀行個人信用情報センター(銀行系)
最後に
消費者金融(サラ金)も、融資したお金を回収できなければ大きな痛手になるわけで、本人確認は以前に比べると、ずっと厳しくなっているようなんですが、まだ、一部の消費者金融(サラ金)の中には、健康保険証で融資してしまうところもあるようです。
警察への届け、再発行手続き、信用機関への登録などをきちんとやっていれば、万が一、身に覚えのない請求が来ても、あとは毅然と構えているだけです。
といっても、実際、そういう目にあってみなければ、どの位動揺するか、わからないですよね。なので、必要な手続きをしたという前提で、身に覚えのない請求が来たら、
警察に相談
これだけ覚えておきましょう。
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