夏休みの工作に、キャンプやバーベキューの暇つぶしに、とても楽しめる「空飛ぶアルミ缶」の作り方を紹介します。
この動画で「フライングリング」と紹介しているものです。
この記事ではお子さん向けに失敗やケガの少ない作り方を紹介していますが、本来は親御さんがお子さんに作ってあげて株をあげてほしいものです。
その際の作り方は、記事の終わりの方で説明してますのでご覧ください。
作り方はとても簡単ですが、遊び始めると結構ハマります。ぜひトライしてみてください。
用意するもの
- アルミ缶×1⇒350ml缶か500ml缶がいいでしょう
- 缶切り⇒アルミ缶のうわぶたを切り落とすのに使います
- 紙⇒アルミ缶を切るときに、幅だし用に使います。どんな紙でもいいです
- セロテープ⇒幅だしの紙をアルミ缶に固定するのと、切ったアルミ缶の断面に貼るのに使います、バリで手を切らないようにです
- 定規⇒缶を切る位置を決める為の、幅だし用の紙の寸法を測るのに使います
- カッター・ハサミ⇒アルミ缶と幅だし用の紙を切るために使います
空飛ぶアルミ缶の作り方
それでは、これから具体的な手順を図を参照しながら説明していきます。
1.アルミ缶を用意
アルミ缶を用意します。
2.缶切りを用意
缶切りを用意します。
3.缶切りでアルミ缶の上蓋を切り取り
缶切りでアルミ缶の上蓋を切り取ります。
4.缶を切る位置を決める為の、幅だし用の型紙作り
紙と定規を用意し、缶を切る位置を決める為の、幅だし用の型紙を作ります。管理人は大学ノートを切って使いましたが、缶を一周できる大きさがあればどんな紙でも構いません。
私は9㎝から徐々に幅を狭めていっていろいろ試しましたが、だいたい7㎝(大人の指3本分とちょっと)がいいようです。定規で寸法をとり、線を引きます。
5.缶を切る位置を決める為の、幅だし用の型紙の切りだし
定規で寸法をとった線に沿って、型紙を切り出していきます。カッター、ハサミ、どちらを使ってもいいですが、カッターで切るときは定規をあてて線に沿ってまっすぐ切るようにしてください。くれぐれもケガには注意です。
6.缶を切る位置を決める為の、幅だし用の型紙をアルミ缶に巻き付け、固定
缶を切る位置を決める為の、幅だし用の型紙を切り終わったら、
幅だし用の紙をアルミ缶に巻き付け、セロテープで固定します。この時紙の上の部分をアルミ缶の上の部分と合わせるようにします。
7.アルミ缶の切り出し
アルミ缶を切っていきます。紙とアルミ缶の境目の線に沿って切ってください。基本カッターで切っていきます。
が、怖い場合は、ハサミが入るくらいまでカッターで切り込みを入れ、残った部分をハサミで切っていってもいいと思います。
一番ケガしやすいところです。注意して進めましょう。
8.切り終わったアルミ缶
切り終わったアルミ缶。切り口はおそらく曲がっていると思いますが、多少曲がっていても飛びますし、はみ出た部分はハサミで切って直すこともできます。気にせず行きましょう。
9.幅だし用の型紙をはがす
幅だし用の型紙をはがします。
10.切り取った面にセロテープを貼る
最後に切り取った面にセロテープを貼っていきます。切り取った面で手を切らないようにです。もっとも手を切ることはめったにありませんが、念のためです。
11.これで完成です
完成したものがこれです。
空飛ぶアルミ缶の遊び方
この空飛ぶアルミ缶、投げるときにちょっとコツがいります。その投げ方を紹介しましょう。
握り方は画像のように握ります。
投げ方はキャッチボールをするときの投げ方でいいんですが、前方向の力を加えつつ、アルミ缶を回転させるように投げます。
この回転が浮く力を生み出すんですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。空飛ぶアルミ缶”フライングリング”の作り方を紹介しました。
お子さんの夏休みの工作にオススメです。
が、
これは実は、もともと、キャンプやバーベキューなんかに行ったとき、子供が退屈そうにしているときに、大人が子供のために作る遊び道具だったんです。
その気になればナイフ1本で作れます。
その場合は、手順3を缶切りではなくナイフを使い、手順4.5.6.9.10.11を省いてください。
切る幅は、およそ7㎝がよさそうです、缶を握って指3.5~4本くらいですね。
銃刀法が気になるところですが、管理人がネットで調べた限りでは、キャンプやバーベキューという目的があれば、ナイフの所持は認められるようです。
但し、その場合は、カバンやザックなどの奥に入れすぐに取り出せないようにする配慮が必要です。
今はキャンプやバーベキューにも暇つぶしにゲームを持っていく時代ですが、意外に“飛びもの”のおもちゃは不動の人気を誇っています。
子供の工作にもいいですが、お父さんが子供のために作ってあげるというのもいいと思いますよ♪
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