横山裕君のトランペットは下手?トランペット吹きの目線から徹底解説

ジャニーズ事務所のタレントでただ一人トランペットを吹ける”関ジャニ∞ 横山裕君”

横山君のファンのから見れば「横山君のトランペット、ステキ♪」でしょうが、多くの”アマチュアトランペット吹き”から見れば、


「何?あの下手なトランペット、あんなのでステージに上がって…。あの位なら自分でも余裕で吹ける。」


と思っている方も多いのではないでしょうか。


この記事ではぶっちゃけ、「横山君のトランペットって下手なの?」という事について、

現在はアマチュアとはいえ、ポピュラー音楽系の専門学校で「音楽教育」と「ショービジネス」に関する教育を受けた管理人の目線から書いていきます。


ちなみに、本当の「ポップス系、ロック系」プロトランぺッターならこの問題にはおおっぴらには触れません。

なぜならこの人たちは「ショービジネスの世界がどういうものか」も知っているから。

その意味でもじっくり読んでいただけるとありがたいです。


まず本題に入る前に、管理人のトランペット歴をざっくりと書いておきますね。この程度の知識は持っているという事で、

  • トランペット歴20年。得意なジャンルはロック・ポップのホーンセクション。プロを志していたこともあります
  • 師匠はゴダイゴのバックでトランペットを吹いていて映画「スウィング・ガールズ」の音楽で日本アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞された方
  • 松岡直也グループや杏里さんのバックでトランペットを吹いていた方

お二人に2年間教わりました。





横山裕君のトランペットはぶっちゃけ下手なの?


さて、本題、「横山裕君のトランペットはぶっちゃけ下手なの?」ですが、正直言って「上手くはない」です。

  • 音程があっていないだとか
  • 音がスカスカだとか
  • リズムがずれてるとか

アラさがしをすればそれはいくらでも出てきます。でも…、でもなんですが「下手!」とは管理人は断言できないです。

その根拠として、

  • 音程ばっちり
  • 音が綺麗
  • リズムもずれていない

のに、「なんかつまらない演奏だよなぁ…」と思わせる演奏って結構聞きますから。

(管理人もそうですし、特にアマチュア吹奏楽トランペット奏者の吹く演奏はそう思わせることが多いですね。)


それよりは、ジャニーズのアイドルであり、華がある横山君がトランペットを吹いた方が、喜ぶ人は多いでしょう。

という事で、「横山君のトランペットが下手!」と言い切れるかと言うと、これは言い切れません。


また、「”横山君のトランペットが下手”と言い切れる決定的な根拠が全くと言っていい程ない。」というのもあります。これは特に、

  • アマチュア吹奏楽団のトランペット経験者
  • アマチュアオーケストラのトランペット経験者
  • アマチュアビッグバンドのトランペット経験者

にはおよそ想像できない環境で、横山君がトランペットを吹いているからなんです。その環境とは大きくあげると2点、

  • 数万人のファンを前にしてのライブ
  • テレビ収録時の演奏

です。詳しく説明しましょう。




数万人のファンを前にしてのライブ


人前でトランペットを吹いた経験のある方なら分かると思いますが、数百人位のお客さんでも緊張してガチガチになりますよね。

関ジャニ∞の場合、ファンとはいえ、「数万人」単位のお客さんの前で演奏するわけです。

そのプレッシャーは管理人も含め、アマチュアトランペット吹きには「想像すらできない世界」です。


テレビ収録時の演奏


録画とはいえ、その演奏がON AIRされれば、何十万人と言う人の目に触れます。この場合は、ファンだけではなく、

「正直、横山君のトランペットを快く思っていない」人の目に触れる可能性もあります。SNSや掲示板でたたかれる可能性もあります。

そのプレッシャーを受けながらの演奏は、やはり管理人を含むアマチュアトランペット吹きには「想像すらできない世界」なんです。




アマチュアトランペット吹きの多くが知らない”PAさん”との付き合い方


横山君のトランペットを「下手くそ。」と、簡単に言える人は、この辺の事情を分かっていないから言えるのだと思います。


PAとはザックリいうと、「マイクで楽器やボーカルの音を増幅し、客席に聞こえやすい音量、バランスにして出力する事」です。

そして、これらの作業をする方の事を「PAオペレーター」または「PAさん」と呼びます。

さらにもう一つPAさんの重要な仕事の一つとして、演奏者に「演奏者本人の音と、他の楽器の音を聞こえるようにする」と言う仕事があります。


ロックやポップス系(時にはジャズも)のライブの場合、PAが間に入らないと、演奏者の立場になった時、自分の音や他のパートの音が全く聞こえないんです。

ライブハウスで演奏した経験のある方ならわかると思いますが、

  • 電気が必要な楽器は、スピーカーが全て客席の方を向いているので聞こえない
  • 電気が必要ない楽器(マイクを通している楽器)でも、客席からの声援で、ほぼ自分の音は聞こえない
ですよね。なので「モニター」と言って、自分の音や他のパートの音を、

モニタースピーカー(画像白枠のもの)や



モニターイヤホン(画像赤枠のもの、ライブ用は耳の上から回し背中へ持っていく事が多い)


を使って音量を上げて、聞こえるようにしてもらう必要があるんです。

でも、いくら腕のいいPAさんでも、メンバー全員の「こう聞こえるようにしてくれ」というリクエストには答えきれないのが現実。

  • 客席に出力する音のバランスと
  • 演奏者側に聞こえるようにする音のバランスと
  • ステージ上で起こるかもしれないアクシデント(ハウリングなど)

ギリギリまで駆け引きをしつつ、少しでもいい音を出力しようとPAさんは頑張っているんです。


なので、演奏者は、他のパートと、

  • 縦の線(リズム、アーティキュレーション)
  • 横の線(音程やピッチ)
を「最低限合わせられればいい」という、かなりキツイ環境で演奏しています。

(それでもプロのライブを聴いて頂ければ分かりますが、あれだけ息をぴったりと、ノリノリでの演奏をやってのけています。)

横山君はこんな環境下で、あそこまでの演奏をやってのけているんです。これってすごい事だと思いませんか?


参考までに管理人がトランペットを吹く場合は、

  • ドラムのキック(バスドラム)とハイハット
  • ベースをはっきりと
  • ホーンセクションの時は他の管楽器の音
  • 出来ればギターも少しでいいので…

聞こえるようにして下さいと言う「お願い」をPAさんにします。ちなみにこれでも、かなりわがままを言っている方です。


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横山裕君の本職はアイドルでありタレントです


さて、ここで、「横山君のトランペットが下手かそうでないか?」を話す上で欠かせない重要な事があります。

それは横山君の本職はアイドルでありタレントであるという事です。

かなり乱暴な言い方になりますが、アイドルや、タレントと言う職業の一番の使命は

「ファンの方に夢を売る事」であり、一番の商品は「存在そのもの」なんですね。

  • 歌が歌えるとか
  • 踊りが踊れるとか
  • 楽器ができるとか
  • トークが上手いとか
  • 何かしらの特技を持っているとか

言う事は、あくまでもアイドルやタレントと言う商品に「付加価値を持たせるものでしかない」んです。


これは管理人が専門学校時代、「マネジメント」と言う授業の中で教わった事で、その先生から、

「いいか。プロとして生きていくのなら、アイドルやタレントの歌とか、楽器のウデには、例え思っていても一切の悪口を言うな。それがショービジネスの世界で生きていくための”掟”だ。」

と、きっちり釘を刺されました。


とはいえ、これも既に昭和時代の話。既に平成の時代(SMAPがCDデビューした位ですかね)から、アイドルやタレントと言えども、存在そのものだけでは売れない時代がやってきていました。

  • 歌が歌えるとか
  • 踊りが踊れるとか
  • 楽器ができるとか
  • トークが上手いとか
  • 何かしらの特技を持っているとか

の中の2つ位は結構なレベルで当たり前にできないと、今の芸能界では生き残れないんですね。それに、昭和時代とは比べ物にならない程、求められるレベルも高いです。

となると、どこをどう総合しても、

「横山裕君のトランペットは正直上手いとは言えないけれど、下手!とは断言できない」

と言う結論になるんです。




最後に



いかがでしたでしょうか。

  • 横山裕君のトランペットはぶっちゃけ下手なの?
  • アマチュアトランペット吹きの多くが知らない”PAさん”との付き合い方
  • 横山裕君の本職はアイドルでありタレントです

と言う目線から「横山裕君のトランペットは下手なの?」について書いてきました。


ちなみに、横山裕君が吹いているトランペットについてはこちらの記事で紹介しています。どうぞご覧ください。

横山裕君のトランペットのメーカーや特徴をトランペット吹きが解説!


改めて結論を言ってしまうと、「横山君のトランペットは上手いとは言えないが、下手とは断言できない。」ですし、かなり頑張っていると思います。

それに、アイドルとしての華がありますから、多少下手でも、その華やかな存在感で聴衆を惹きつけることは充分できています。


YouTubeに上がっている動画で、プロのトランペットと一緒に吹いているものも上がっていましたが、あれは横山君が下手なのではなく、

「プロの人たちが上手すぎる」んです。また、おおっぴらには言えませんが、PAを使った場合のみに使える”裏技”もあります。


最近、横山君、トランペット吹かなくなりましたね。また、錦戸君もサックスを吹かなくなりました。寂しいですね…。

体力的なもの(関ジャニ∞のライブは、かなり大変そうだというのは見れば分かります)や色々事情はあるんでしょうが、もう一度聞きたいと切に思います。

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