DJI Phantom(ファントム)シリーズ!
一般用途ドローンのスタンダード。世界で一番売れていて、欲しがっている人も多い機体です。
管理人も今(2016年12月現在)でこそ、1万円のトイドローンで操縦練習していますが、ゆくゆくは欲しいと思っています。
Phantomシリーズ、値段はそれなりに高いですが、やはり高いなりの安定性、高級感があるので、所有する喜びがトイドローンとは比べ物にならないんですね。
でも、Phantomシリーズ、高級なだけあって、今管理人が持ってるトイドローンに比べて、取り扱いがデリケートなのも事実。
- 電源の入り切りや
- 飛行前の設定や
- 本体、送信機のファームウェア(ソフトのことです)のアップデート
など、そして、なんといっても
- 飛ばし方、操縦のしかた
まだ持ってない立場から言うと、難しそうな印象を持ちます。
そんな時にYouTubeでとても参考になる動画に出会いました。
今回はその動画を紹介したいと思います。
目次
DJI Phantomの扱い方が分かる参考動画
これから紹介する動画は、一応ドローン全般に通用するような説明の仕方をされています。
が、
扱っているドローンが、DJIのPhantom3のため、Phantom3ユーザーにとって、とても親切な内容になっています。
2016年12月現在 DJI Phantomシリーズの最新機種は、「Phantom4 Pro」です。
ではPhantom3で説明されているこれらの動画は、古くて使い物にならないかというと、
- Phantom3は価格を安くしてまだ販売されており、練習用に入手する人が多い事
- Phantom4と扱い方が共通する部分が多く参考になるところも多い事
から、管理人が「まだまだ使える動画だ。」と判断して紹介することにしました。
どうぞ、お付き合いください。
ドローンの飛ばし方を動画で紹介
ドローンの飛ばし方 ステップ1 基礎知識編
基本的に、講師である「そら工房ドットコム」廣瀬 清一さんの講義に、講義を補う分かりやすい図解をはさんだ動画になっています。
茨城県で制作されたもので、茨城県を中心に語られていますが、1分28秒からの飛行できる場所の部分はとても参考になります。
公園は国土交通省が定める飛行禁止区域でなくとも、飛行が制限されている場合が多いものです。ですから必ず公園に問合せをして確認しておきましょう。
また、航空法他、ドローンにまつわる法律の基礎についても、分かりやすく説明されています。
2分1秒から、廣瀬講師の考えるドローンの飛行限界高度120メーターの根拠が語られており、とても納得のいく内容です。
4分13秒、こちらは高度に対し、
操縦者(自分)から、半径何メートルまで離せるか、重要な目安が語られています。
必見です。
また、この動画の締めで「飛ぶものは必ず落ちる」といっているのですが、十分肝に銘じたいですね。
ドローンの飛ばし方 ステップ2 飛ばす前の準備編
33秒、 準備するものは、基本的にPhantom3、Phantom4に違いはありません。
40秒、プロペラにはつける位置があります。Phantom3、Phantom4、少々違うんですが、
黒とシルバーで色分けされているところは共通です。
2分00秒、 廣瀬講師は触れてませんが、バッテリーにナンバーがふられています。
これは、何本もバッテリーを使うとき、見分けをつける。ということに役に立ちます。
2分56秒からのアンテナの向きは重要です。管理人もこれは勘違いしそうになりました(汗)
3分58秒、送信機、ドローン本体の電源を入れる順番です。 どちらからでもいいものではないので注意です。
7分56秒、コンパスキャリブレーション。Phantomの本体の中のコンパスを補正する作業です。
Phantomオーナーの間では、このぐるぐる回る動きを通称”儀式”と呼んでいます。
その位、重要な作業ですので、忘れないようにしましょう。
コンパスキャリブレーションのLEDの色や点灯の仕方は、Phantomの機種によって違う可能性がありますが、
8分41秒からのスマホモニターを使ってのコンパスキャリブレーションはPhantom3、Phantom4共通のようですので、参考にできるでしょう。
ドローンの飛ばし方 ステップ3 実際に飛ばしてみよう編
ドローンの飛ばし方 ステップ3 実際に飛ばしてみよう編 YouTube
いきなり11秒で重要な事が出てきます。それは自分の立ち位置。これは管理人、気付きませんでした(汗)
動画右下にコントローラーのスティックの解説が出てきますが、モード1で解説していますね。
これは一部異論もあるのですが、管理人は初心者が教わるときは、モード1で教わるのがスムーズだと思っています。
詳しくは、ドローン モード1モード2の特徴!管理人が選んだのはを、参照してください。
2分14秒
「この状態でもし、ふらふらしたリ、止まらないという場合には、最初から、スタートからやり直ししてください。」
と言っていますが、このスタートからとは
ドローンの飛ばし方 ステップ2 飛ばす前の準備編 YouTube
の事ですね。
5分36秒 ここ、重要な事を言っています。体に覚えこませるということですね。
7分40秒 ゴーホーム機能、一度やってみないと、本当に戸惑いそうになりますね。
ドローンの飛ばし方 ステップ4 空撮をしよう編
ドローンの飛ばし方 ステップ4 空撮をしよう編 YouTube
12秒、ドローンが大空を自由に駆け回り、空撮させられるようになるのも、まずはこの一歩から。地道ですね。
1分45秒 大事な事を言ってます。やはり最初は空撮は難しいものなのですね。
両方とも、基本的に、ドローンの後ろに回って、撮影しましょうという事を言っているのですが、
被写体の周りを回るようなアングルで、撮影することに憧れますよね。
でも、あれは、上級者のテクニック。操作もままならない初心者が、ドローンを旋回させたら、間違いなく、どう操作すれば分からなくなります。
下手すれば、操作ミスで、被写体に激突…ということもあり得ます。
物でも傷つけるだろうし、人間だったら大惨事です。
操作に慣れるまでは、この動画の言うことを守った方がいいですね。
ドローンの飛ばし方 ステップ5 維持管理編
この動画シリーズには最後のステップ5としてPhantom3のファームウエアのアップデート方法が紹介されています。
が、
これは、参考資料程度に見ておいてください。管理人が調べてみたところ、Phantom3とPhantom4のファームウエアのアップデート方法が違うということも分かりましたし、
Phantom3の中でも
- Phantom3 Standard
- Phantom3 Advanced
- Phantom3 Professional
と、各モデルによっても、ファームウェアのアップデート方法が違うという情報も入ってきています。なので、確定情報を伝えられない以上、
参考資料程度に見ておいてください。
としか言えないのです。申し訳ありませんm(_ _)m
最後に
いかがでしたでしょうか。ドローン、特にDJIのPhantom3の取り扱いに役に立つ動画を紹介しました。
「DJIのPhantomシリーズの最新機種はPhantom4 Proで、今更Phantom3の動画なんて古いんじゃない?!」
という声も聞こえてきそうですが、Phantom3はまだ売られていますし、値段も手ごろになりましたので練習用には最適なモデルです。
ドローンスクールに行った時、講師の先生がおっしゃってました。
「いや~今まで、Phantom 3台は墜落させましたかね~(笑)」
…って笑い事ではありません! 危険というのももちろんありますが、損害額もすごいでしょう。数十万は、つぎ込んでいることになりますね。さらに講師の先生が言うには
「とは言っても、墜落させないなんて、まず無理ですよ。Phantom 何台も墜落させて、そうやって”ウデ”磨くもんなんですから。」
となると、練習用に、値段のこなれた、Phantom2かPhantom3を。と思うところですが。
Phantom2もちょっと取り扱いを間違えると、一度も飛ばさず、故障してしまうんだとか。
この動画をご覧ください。Phantom2で絶対にやってはいけないこと! YouTube
プロペラガードを付けるネジを間違えただけで、モーターのコイルがおかしくなり、回転しなくなるんだそうですね。
こういうの見ると、少し高くてもPhantom3にしておこうかな…。とは思いますよね。
こうやって考えてみると、ドローンも消耗品なんですね。
Phantom 欲しいですが、
- Phantom2
- Phantom3
- Phantom4
- Phantom4 PRO
初めてのPhantomは、どれを買えばいいのか、ドローンスクール講師の先生に相談したいと思います。
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