香典のお札の向き!間違いのないマナー

社会人になると、結婚式にも呼ばれるようになりますが
それと同時に、葬儀にも呼ばれるようになります。

結婚式より決め事は少なく、一度経験してしまえば、
ほぼ覚えられることばかりですが、初めての時は
やはり不安なものです。ここでは、香典のお札の
向きについてお話したいと思います。

向きはあくまでも参考程度でよい

結婚式のご祝儀ではお札の向きは結構気にされるようですが

(結婚式のお札の向きは私のブログの記事
ご祝儀袋のお札の向き!これを知っておけば間違いない
で書いていますので参考にしてください)

香典ではさほど気にされないようです。

参考までにお札の裏側を上側(水引きが印刷されてる側)に向ける
というのはあるようですが。

ただ、もし、向きを気にするというのなら、

・表面(肖像画の印刷されている面)を裏にする。
・肖像画は下向きで入れる。

という向きで入れればいいでしょう。

お葬式では参列者の皆さんが顔を伏せてますので
お札の肖像画にも顔を伏せていただくということです。

お札は最低限そろえる事

香典の向きのマナーは緩いですが、これは言うまでもないですかね。
お札を複数枚包むのでしたら、その向きは必ずそろえる。

これは必ず守らなければならないマナーです。

もっとも、これは常識の範疇であって、お札の向きをそろえずに
入れるということは、その人の人間性すら疑われかねないので、
最低限、やらなければならないですね。

受付の方から冷たい視線を浴びるかもしれません。

どんなお札を使うか

どんな、お札を使うか、これがちょっと難しいところなのですが、
まず新札(ピン札)は結婚式と違いNGです。

まるで、故人がなくなるのを待っていて、準備していたような
印象を遺族に与えるので、避けたほうがいいでしょう。

それならば、ヨレヨレのお札のほうがいいのかというと、
これもNGだといわれています。

葬儀という、かしこまった場なので、服装を整える様に
お札もある程度、整える必要があります。

理想なのは、新札(ピン札)を縦に一回だけ折り、
一度だけ使用しましたよ。と知らせるお札がいいようです。

oshoushiki_gosyoukou

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最後に

香典は、地方によって、かなりしきたりがバラバラなものです。
この記事に書いたものは、一応全国で通じるものを選びました。

そのほか、金額、香典袋の書き方、どんな筆記具で書くか等、

(私の地方はすべて濃い筆ペンで書きますが
地方によっては薄墨の筆ペンを使うところもあります。)

この記事を参考にしていただくと共に、参列する地方の方に
しきたりを聞いてみるのが確実かもしれません。

ちなみに、参考までに、私の地方(宮城県)では、友人が
なくなったときの包む金額は、3千円で、香典返しはお茶です。

もちろん、親族、会社関係となれば、金額はあがりますが…

これも地方ごとに、違うという例です。

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