デング熱の症状と来年は大丈夫か?について




先日、実に70年ぶりに、日本国内で”国内感染”とみられる
デング熱の患者が見つかりました。


感染者は、埼玉県在住、都内の学校に通う10代の女性。


デング熱自体は、海外に行ったときに感染し、発症する例が多く、
日本でも年間200人ほどの患者が報告されています。


つまり、さほど珍しくない病気だということですね。


今回、なぜこんなに騒がれているのかというと、
海外渡航歴のない=海外に行ったことのない人が70年ぶりに、
日本国内で感染したので、騒がれているわけです。


後に、さらに2人、海外渡航歴のない人の感染が確認されましたね。
この2人は、先に感染した方と同じ学校に通っていて、
先に感染した方と一緒に文化祭のダンスの練習のために
代々木公園に来ていたということで、


代々木公園にデング熱の感染源の蚊がいるのではないかということで、
代々木公園を一時立ち入り禁止にして、蚊の駆除を行ったようです。


デング熱のおもな症状は、


・38度から40度の高熱
・風が当たるだけでも痛いといわれる発疹
・頭痛
・筋肉痛


もちろん大人にも出るのですが、特に子供に出るのが、上記の症状にプラス


・腹痛
・嘔吐
・食欲不振


といわれています。


ところが、これはデング熱特有の症状ではないので、
お医者さんによってはデング熱の診断が下るのに時間が
かかる場合があるのです。


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また、1度目よりも2度目にかかったほうが重症になるという特徴があり、
1度目にかかった時にできた免疫が症状の悪化を助けるのが原因とされています。


デング熱には、効力のあるワクチンや、薬がなく、
自然治癒に頼るしかないというのが現状で、もどかしいところでもあります。


感染経路として、真っ先に疑われているのが「ヒトスジシマカ」という蚊。
デング熱ウィルスを持った蚊が人を刺すことで感染します。


尚、ヒトスジシマカを介しての感染はありますが、人間同士での
接触による感染はありません。


1970年代ころまではヒトスジシマカは関東以南でしか見られませんでしたが、
21世紀に入り徐々に生息域を北上、今では青森県でも生息が観測されています。


地球温暖化の影響もあるようです。


ただし、このヒトスジシマカ、冬を越せることはできないようで、
今、感染源になっているであろう、ヒトスジシマカも、来年には
いなくなっていると思われています。


ただ、こういう事例が出てしまった以上、来年も発症しない保証は
無いわけで、事前に予防をする必要がでてきました。


ヒトスジシマカが卵を産み付けるのは、屋内外の水たまり。


・歩道でよく見かける「雨水ます」といわれる雨水取り入れ口
・水たまり
・屋外で買っているペットの水
・室内の花瓶


など、ちょっと汚れた水にはすぐに卵を産み付けます。なので、


・特にお子さんの場合、汚い水がたまっているところに近づけない。
・屋外に出るときは虫よけスプレーを必ずかける。
・ペットの水はこまめに変える。
・花瓶の水は週に1度は変えるようにする。


など、できるだけ水回りをきれいにするように心がけることが大事です。


今まで書いたことをまとめます。


・デング熱自体は珍しくないが、海外渡航の経験のない人が感染したことで
 今回の騒ぎになった。

・デング熱の主な症状は、高熱、発疹、筋肉痛、特に子供に腹痛、嘔吐。
 現在効果的な治療法はなく自然治癒を待つしかない。

・感染源はヒトスジシマカ、地球温暖化で生息域がどんどん北上している。

・人間同士の接触による感染はない。

・外出の時は可能な限り虫よけスプレーを使用で感染を予防。

・ヒトスジシマカは汚い水に卵を産み付け繁殖するので、水たまりに
 近寄らない。また室内外の水回りもできるだけ清潔にする。


来年、このニュースをお伝えすることがないことを祈るばかりです。


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